2018年に発売がスタート、もしくは発売が予定されている、あるいは発売が噂されている輸入車をご紹介。今回は7~9月編です。
2018年2月に世界初公開された新型「Aクラス」。エンブレムの存在感を押し出したグリルを始め、プロポーションに大きな変更はありませんが、Cd値は0.25と空力性能が向上しています。
その一方で大きく変わったのがインテリアです。居住空間はもちろん、荷室の奥行きも115mm伸ばし容量は先代から29L増しの370Lを確保し実用性を高めたほか、ドライバーの正面に液晶ディスプレイを二枚横並びに配置したり、インターフェースの見直しも行ない「Hey メルセデス」と呼びかけての音声操作も可能とのこと。
安全装備はカメラとセンサーに加えてナビゲーションデータとも連携して、より高度な追従走行を実現していると言います。
誕生から約40年が経過して、初めてフルモデルチェンジされた「Gクラス」。
その見た目はほぼキープコンセプトですが、実際にはドアハンドルとスペアタイヤ以外は全てが新しく、重厚なボディでは最大で約170kgの軽量化と約55%の捻れ剛性アップを実現していると言います。また、インテリアも刷新。ドライバーの正面には12.3インチの液晶が配置され、よりラグジュアリーな雰囲気に磨きが掛けられています。
なお、ドイツでの販売は5月に始まるとのこと。日本でもセレブや芸能人を中心に人気が高いからこそ早めの導入が期待されます。
昨年、セダンの「ジュリア」という新モデルを日本で発売したアルファロメオが今年遂にSUVを発売します。それが「ステルヴィオ」です。
すでに欧州では販売が始まっており、日本への導入は秒読み段階。最大の特徴は、やはり走りの楽しさ。中でも「クアドリフォリオ」というグレードにはフェラーリと共同で開発した2.9L V6ツインターボが搭載されており、最高出力は510psで3.8秒で100km/hに達すると言います。
「メルセデス・ベンツ Sクラス」や「BMW・7シリーズ」そして「レクサス・LS」が相次いで新型へ切り替わり日本で発売される中、アウディのフラッグシップモデル「A8」の新型が日本導入を予定しているそうです。
最大の特徴は自動運転であり、これまではドライバーをアシストし、あくまで運転の主導権はドライバーにありましたが、新型「A8」では60km/h以下の高速道路の同一車線に限って運転の主導権がクルマに渡ることになります。パワートレーンは3.0L V6ターボと4.0L V8ターボが日本へ導入される予定。
(今 総一郎)
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Source: clicccar.comクリッカー