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【新車】ジャガー・E-PACEは451万円〜という戦略価格で日本市場のコアモデルを目指す

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2017年2月22日、ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社は新型コンパクト・パフォーマンスSUVのE-PACE(ペイス)を発表し、同時に受注を開始しました。

イギリスの自動車ブランドであるジャガーは、「X」と呼ばれるラグジュアリーカー、「TYPE」というスポーツカー、そして「PACE」のパフォーマンスSUVの3種類のモデルラインナップを設定。今回はパフォーマンスSUVであるPACEにニューモデルであるE-PACEが追加されました。

E-PACEはダイナミックなフロントグリルやヘッドライトをはじめ、ロングホイールベース&ショートオーバーハング。そしてドライバーオリエンテッドなコクピットなどピュアスポーツカーである「F-TYPE」譲りのデザインを採用。加えてSUVらしい広々とした室内空間と実用性。そして最新のコネクティビティを兼ね備えた5人乗りのコンパクトSUVです。

E-PACEのボディサイズは全長4410mm×全幅1900mm×全高1650mmと、2015年に導入された兄貴分のF-PACEに比べて全長はマイナス330mm、全幅はマイナス35mm。全高はマイナス15mmとひと回りコンパクトになっています。

コンパクトなボディが特徴のE-PACEですが、ラゲージルームの容量は5人乗車時で577L。リアシートを全て前に倒すと最大で1234Lまで拡大。加えて、ラゲージ幅を1.3mも確保しているためゴルフバッグが真横に搭載できるという実用性の高さも誇ります。

インテリアはセンターパネルに10.2インチのタッチスクリーンを採用したインフォテイメントシステム「インコントロールタッチプロ」を搭載。通信機能を追加し、コネクティビティを強化したことでスマートフォンのアプリによりドアロックの解除やエアコン操作。さらにSOS緊急コールなどに繋ぐことが可能です。

E-PACEに搭載されるエンジンは2種類。最高出力が183kW(249ps)と221kW(300ps)という2つの仕様がある2L直4ガソリンターボ。そして最高出力132kW(180ps)、最大トルク430Nmを発生する2L直4ディーゼルターボです。両エンジンともに設計から生産までジャガーが手掛けるインジニウムエンジンとなっています。

組み合わされるミッションはジャガーとして初となる9速AT。駆動方式は前後のトルク配分を高度に制御するAWDシステムを全グレードに搭載。ディーゼル車のD180と249ps仕様のP250にはエフィシェント・ドライブライン。300ps仕様のP300にはよりコーナリング性能を向上させたアクティブ・ドライブラインという異なるドライブダイナミクスを搭載しています。

安全装備は歩行者検知機能付緊急ブレーキを全車標準装備。さらに周囲の状況をモニターし、状況に応じて点灯/消灯、減光、ビームの距離を自動的に最適な配光を行う、マトリックスLEDヘッドライトをはじめ、ナビの指示やギアポジションなどの主要情報をフロントガラス上にカラーで投影する第2世代ヘッドアップディスプレイなどの先進装備を設定しています。

E-PACEの車両本体価格は9グレード用意されたディーゼル車が451万~738万円。15グレード用意されるガソリン車が475万~759万円です。

2018年モデルのみに設定された「ファーストエディション」は20インチアルミホイール、エボニーウィンザーレザーシート、パノラミックサンルーフ。そしてヘッドアップディスプレイなどを標準装備した豪華仕様で、ボディカラーは専用のカルデラレッドをはじめ、サントリーニブラック、ユーロンホワイトの3色を設定しています。

スポーツカーの性能をコンパクトSUVのボディに詰め込んだジャガーE-PACE。日本市場におけるジャガーブランドの中心モデルを目指しています。輸入SUVはミドルクラスだけでなく、コンパクトクラスでも選択肢が広がり、さらに人気に拍車がかかりそうです。

(萩原文博)













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Source: clicccar.comクリッカー

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