2018年に発売がスタート、もしくは発売が予定されている、あるいは発売が噂されている輸入車をご紹介。前回紹介した1月〜3月に引き続いて、今回は4〜6月です。
2018年1月に行なわれた北米国際自動車ショーにてお披露目されたBMWの新型コンパクトSUV「X2」は、SUVの逞しさとクーペの流麗さを組み合わせたルックスを特徴とする「X6」や「X4」に続くシリーズの末弟として開発されたモデルです。
そのベースとなるのは「X1」。初代モデルが登場した際は、後輪駆動や機械式駐車場にも対応する全高が話題でしたが、現行「X1」は実用性を高めるために前輪駆動を採用。全高は1600mmを超え、駐車場によっては諦めざるを得ませんでした。しかし、「X2」の全高は1526mm。傾斜したルーフで空間は減りますが、「これなら大丈夫」という人もいるのでは?
なお、ラインナップは「スタンダード」「Mスポーツ」に加えて、ボディ下部にフローズングレーの加飾を施した「MスポーツX」を新設定。エンジンは2.0Lガソリンとディーゼル、2.5Lディーゼルの3種類を用意し、トランスミッションはガソリン車が7速DCTで、ディーゼル車は8速ATを搭載。いずれも駆動方式は4WD。
1974年の登場から1400万台もの台数を販売してきた「ポロ」。6代目となる新型の日本上陸が迫っています。
新型ではプラットフォームを刷新し、「ゴルフ」や「パサート」でお馴染みのMQBを「ポロ」用に仕立てたMQB A0が採用されています。また、先進安全装備では歩行者も検知する自動ブレーキを全車標準装備としたほか、全車速追従クルーズコントロールに自動発進および停止機能を追加。
なお日本には、1.0L 直3ターボに7速DCTを搭載した仕様が投入される予定。
2018年の北米国際自動車ショーにて「X2」とともに登場したのが、改良を施された「i8」です。
具体的にはバッテリーの容量が7.1kWから11.6kWへ増加し、システム最高出力は374psを達成するといいます。そんな「i8」にかねてから期待されていたオープンモデル「i8ロードスター」も公開されました。
まずは200台限定でファーストエディションを発売し、初のプラグインハイブリッドオープンスポーツカーとして世界各地の顧客へデリバリーすることから、日本での発売もそう遠くはないはずです。
昨年開催されたロサンゼルスオートショーにて初公開された「CLS」も日本導入が間近の一台。3月から欧州ではデリバリーが開始されるといいます。
3代目となる新型は、初代モデルで切り開いた4ドアクーペというジャンルでさらに地位を確立すべくプロポーションを洗練。また、「Sクラス」譲りの先進安全装備が与えられています。搭載するエンジンはいずれも新開発のV6ですが、出力が異なる3種類を用意。エントリーグレードに当たる「CLS350d」でも600Nmを発揮し、0-100km/hまではわずか5.7秒。ちなみに、駆動方式は全車4WDとなります。
(今 総一郎)
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