ベトナム税関総局が8日に発表した1月の完成車(CBU)輸入台数は、
前年同月比95.3%減の340台だった。
CBUの輸入制限を定めた政令116号(116/2017/ND―CP)の影響で、メーカーやディーラー各社が依然として輸入を再開できていないことが浮き彫りになった。輸入したCBUのうち、座席数が9席以下の車両は17台、10席以上の車両は35台。トラックは183台だった。金額ベースでは、85.8%減の2,157万米ドル(約23億6,000万円)。関係者によると、政令116号が今年から発効となり、CBUの輸入が再開できるメドは立っていない。「ディーラーはすでに輸入している車があり、3月くらいまでは持つ」との見通しはあるが、その後については不透明だ。関係者は「今年に入って輸入しているのは、中古車や特別車両、試験用の車ではないか」と予想している。輸入元では、タイは前年同月の2,553台から36台、インドネシアは1,823台からゼロとなった。日本は402台から11台、ドイツは147台から3台となっている。 nna.jp
Source: 新車速報 Car Drive