2月8日、マツダCX-5がマイナーチェンジを受けました。日本国内向けのSUV最上位モデルである新型CX-8にも搭載されている「SH-VPTS」型の2.2L直列4気筒直噴ディーゼルターボ「SKYACTIV-D 2.2」を搭載。
CX-8と同様に、190ps/4500rpm、450Nm/2000rpmというアウトプットで、急速多段燃焼などの技術を採用することで、マツダが注力している実用燃費向上や走行性能の引き上げが図られています。
さらに、進化を遂げたクリーンディーゼルエンジンに加えて、新技術が採用されたガソリンエンジンも加え、最新のSKYACTIVエンジンが全面的に展開されることになります。
ガソリンエンジンは、「SKYACTIV-G 2.0」、「SKYACTIV-G 2.5」ともに「エッジカットピストン」や「低抵抗ピストン」などの新技術を採用。さらに、「SKYACTIV-G 2.5」には、マツダ初採用となる気筒休止技術を搭載。
ガソリンエンジン車では高速走行時など、一定速度で巡航している状態での実用燃費の向上が図られたそうで、ディーゼルエンジン車では多人数乗車時や荷物を載せた状態で従来以上の力強い走りと実用燃費の向上が期待できるそうです。
また、機能面もアップグレードされています。「360°ビュー・モニター」をメーカーセットオプションで展開されたほか、「車速感応式オートドアロック(衝撃感知ドアロック解除システム付)」を全車に標準装備するなど、安全性や利便性も高められています。
さらに、前後ドアのパワーウインドウに、自動反転機構およびワンタッチ&タイマー付を採用。さらに、ユーザーから好評だというパワーリフトゲートのメーカーセットオプションがガソリンエンジン車にも拡大され、機能性も向上しています。
価格帯は、2.0Lのガソリン車が2,494,800円〜2,689,200円。2.5Lガソリン車が2,721,600円〜3,213,000円。2.2Lのディーゼルエンジン車が2,808,000円〜3,526,200円です。
(塚田勝弘)
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