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三菱自が通期最終黒字幅拡大へ、期末配当を予想比3円増配

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三菱自動車(7211)は5日、2018年3月期の連結最終損益が
1000億円の黒字(前期は1985億円の赤字)になりそうだと発表した。

益子6

従来予想(680億円の黒字)から上方修正した。
燃費不正問題で落ち込んだ国内の新車販売が回復しているほか、中国や東南アジアの販売が好調を維持。対ユーロでの円安進行やコスト削減が利益を押し上げる。市場予想の平均であるQUICKコンセンサス(1月26日時点、13社)の866億円の黒字を上回った。 売上高は前期比10%増の2兆1000億円(従来予想は2兆円)、営業利益は950億円(同700億円)に上方修正した。国内新車販売が前年同期から24%増加。現地生産に切り替えた中国では多目的スポーツ車(SUV)「アウトランダー」を中心に販売が伸び、タイやインドネシアでも好調を保った。 通期の想定為替レートは対円は1ドル=110円程度(従来は105円)に、一方で対ユーロは1ユーロ=131円程度と従来(115円)から大幅な円安・ユーロ高水準に見直した。燃費不正問題に絡んで計上していたリコールなどに伴う「市場措置費用」が減るのも利益を押し上げる。期末の配当予想は10円と従来予想(7円)から引き上げ、年間の配当予想は17円(前期は10円)となる。 併せて発表した17年4~12月期の連結決算は、最終損益が700億円の黒字(前年同期は2133億円の赤字)だった。 日本経済新聞

Source: 新車速報 Car Drive

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