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■若い世代の運転免許人口が減少する一方、高齢運転者は増加の一途 国連の世界保健機関WHO(World Health Organization)は65歳以上を「高齢者」と定義している。 日本の「高齢者医療確保法」では、65~74歳を前期高齢者、75歳以上を後期高齢者という。 高齢者の交通事故が連日報じられる。報じられない日がないと言っていい。 クルマの運転は、瞬時にさまざまな情報を脳内で処理し、ハンドルやブレーキやアクセルやウインカーを的確に操作しなければならない。高齢になるとそういう処理や操作が鈍くなるのだそうだ。ブレーキとアクセルの踏み間違いに高齢者はなかなか気づかず、気づいても即座に踏み換えができず、重大事故につながったりする。 それにしても、高齢者の事故がこれほどまでに連日報じられるのはなぜか。 高齢者の運転能力が最近急に衰えたのではなく、高齢運転者が増えたからではないか。そう思って警察庁の「運転免許統計」から年齢層別の運転免許人口を調べてみた。 (ブルーのグラフが2008年、オレンジのグラフが2018年の数字) まず、若い世代から見てみよう。 【2008年】 …
続きを読む>>85歳以上の運転免許人口は10年間で約3倍に! やっぱり高齢化はクルマ社会にも到来していた!!