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■クラッチペダルを使い動力を断続する ●AT主流の現代では少数派に クラッチは、エンジンの動力をMT(マニュアル・トランスミッション)に伝達したり、切り離したりする役目を担う「動力伝達装置」です。発進、変速、停止時にエンジンの動力を伝達、遮断するクラッチ機構の仕組みや作動原理について、解説していきます。 ●クラッチとは クラッチは、エンジンの動力をトランスミッションに伝達したり、切り離したりする装置です。クラッチペダルを踏み込むと、エンジンの動力が遮断され、クラッチペダルから足を離すと動力が伝達されます。 ただし、クラッチは単純なON-OFF制御だけではありません。MT車に乗るドライバーには、クラッチをつなぐときに「半クラッチ」というクラッチの踏む込み量の調整でクラッチをスリップさせながら接続するテクニックが必要です。 発進時は回転しているエンジンと停止しているトランスミッションを、変速時にはエンジンと異なる回転のトランスミッションをショックなくスムーズにつなぐために、半クラッチ操作が必要です。 ●クラッチの構成 クラッチ機構は、フライホイールとクラッチディスク、プレッシャープレート、…
続きを読む>>【自動車用語辞典:トランスミッション「クラッチ」】エンジンの動力を自在に断続できるMTに欠かせない装置