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デリカD:5のマイナーチェンジではガソリンエンジンモデルは据え置き、ディーゼルエンジン搭載モデルが変更になりました。 新しいディーゼルエンジンは型式こそ4N14と同一ですが、内容はずいぶんと変わっています。パーツの約50%は新規パーツに更新、主要運動系パーツの重量は17%もの軽量化を達成しています。さらにピストンリング張力を25%低減するとともに、ピストンスカート摺動面積を36%低減するなどし、フリクションについても大幅に低減されています。 大幅な進化を遂げたエンジンに組み合わされるのは、従来の6速ATではなく新開発された8速のステップATです。1速からグッとギヤ比が下げられたこともあり、発進の力強さは従来モデルを大きく上まわります。エンジンのフリクションが減っていることもあり、吹き上がりはスムーズでガソリンエンジンを彷彿とさせます。 しかもガソリンエンジンとは異なり、低速からしっかりとトルクが付いてきますので、加速はかなり力強いものとなっています。アクセルを軽く踏み込むだけでグッと力強い加速が得られるところは、さすがディーゼルエンジンといったところです。 そして、太いトルクは巡航走行…
続きを読む>>【三菱デリカD:5試乗②】フリクションダウンのエンジンと8速ATの組み合わせはベストマッチ