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【豆知識】今さら聞けない!クルマ選びの新基準「サポカー」って何?

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最近、クルマのTV-CFなどで良く耳にする「サポカー」。これは一体どのようなクルマなのかご存じですか?

「サポカー」とは、政府が高齢ドライバーの交通事故防止対策の一環として、自動ブレーキをはじめとした運転支援装備を搭載したクルマに付けた愛称で、正式には「セーフティ・サポートカー」といいます。

「サポカー」は官民連携で普及啓発に取り組んでおり、新しいクルマ選びの1つの基準とも言えます。それでは「サポカー」の種類とそれぞれの違いについて紹介しましょう。

「サポカー」は装着される運転支援装備の充実度によって4タイプに分けることができます。最もベーシックなのが「サポカー」で、これは簡易自動ブレーキ機能が装備されているクルマが対象となります。続いて4段階の上から3番目になる「サポカーSベーシック」。こちらの対象となるのは対車両の低速自動ブレーキとペダル踏み間違い時加速抑制装置が装備されているクルマです。

上から2番目の「サポカーSベーシック+」は対車両の自動ブレーキとペダル踏み間違い時加速抑制装置が装備されているクルマで、「サポカーSベーシック」とは自動ブレーキの作動速度が異なります。そして最も上位となるのが「サポカーSワイド」です。

 

「サポカーSワイド」は車両だけでなく、歩行者にも対応した自動ブレーキ。そしてペダル踏み間違い時加速抑制装置に加えて、車線逸脱警報。そして先進ライトを装着したクルマが対象となります。

先進ライトとは、先行車や対向車などを検知してハイとロービームを切り替える自動切り替え型前照灯。先行車や対向車などを検知して、ハイビームの照射範囲のうち、当該車両のエリアのみを部分的に減光する自動防眩型前照灯。そしてハンドルや方向指示器などの運転者の操作に応じて、水平方向の照射範囲を自動的に制御する配光可変型前照灯などが該当します。

サポカーは4段階ありますが、高齢のドライバーにオススメするとすれば、最低限、対車両の自動ブレーキとペダル踏み間違い時加速抑制装置が装備された「サポカーSベーシック+」以上が必要だと思いますし、痛ましい交通事故を可能な限り減らすためには、歩行者も検知する自動ブレーキが装備された「サポカーSワイド」該当車が必要ではないでしょうか。

先進の運転支援装備が充実すれば、価格は高くなってしまいますが、交通事故を抑制できると思えば決して高い買い物ではないと思います。

(萩原文博)

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Source: clicccar.comクリッカー

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