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ボンネビルT120の穏やかさと、スラクストンRの高いスポーツ性。そのいいとこ取りを目指したのが、伝説の名を蘇らせたスピードツインだ。その爽快な走りを、鈴木大五郎がスペインのマヨルカ島で確かめた。 TEXT:Daigoro SUZUKI PHOTO:TRIUMPH (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); よりスポーティなボンネビルを求めるファンの声に応えて トライアンフのリリースするモダンクラシックシリーズは、そのクラシックな佇まいばかりがフィーチャーされがちであるけれど、個人的にはその走りの良さにいつも注目していた。カッコ重視なだけでなく、しっかり作り込んでいると思わせる走りの深みがあったといえる。とはいえ、それは雰囲気も楽しみつつ走りも楽しむという欲張りな要求を非常に高いレベルで実現していることへの評価がまず大きかったことも確か。よりハードに走らせた場合には運動性能が……といった我が儘な気持ちもないわけではなかった。「それはボンネビルシリーズの領域じゃないよ。そこを求めるならスピードトリプルやストリートトリプルに乗ってくれ…
続きを読む>>2019ニューモデル・トライアンフ スピードツインの試乗インプレッション