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「ワゴンとSUVのいいとこ取り」したスズキ・クロスビーで、女子力アップ!【かえちゃんの次のクルマ選び!! Vol.14】

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自らハンドルを握って、ぶらぶらとドライブするのが趣味という、タレントのかえひろみさん。真性クルマ好き女子が、女子力アップのために、注目のニューモデルをチェック中!

ラジオパーソナリティをしながら、グラビアアイドルとしても活動している「かえひろみ」です。

前回のスイフトスポーツの試乗で、「やっぱりマニュアル免許が欲しいな」と一念発起。ついにAT限定を解除しました! もうこれで「ATしか運転できないじゃん」なんて言わせないゾ。機会があれば、ぜひマニュアルのスポーツカー(できれば輸入車)に乗ってみたいです。

愛車は、年間走行距離2万4000㎞の過走行がたたって満身創痍だった2004年式のトヨタ・プレミオから、大本命だったハイブリッドセダン、SAIに乗り換えました。
今回も中古車ですが、走行距離は3万㎞。知り合いから譲ってもらったので素性も知れていますし、メンテも欠かさずディーラーで実施していたので程度は極上です。排気量が2.4Lもあるので高速運転が超楽チン。これまで以上にロングドライブが楽しくなり、納車からまだ2ヶ月しか経っていないのに6000㎞も走っちゃいました。

今回お邪魔したのは、昨年末に発表・発売された新型XBEE(クロスビー)のプレス向け試乗会。昨年の東京モーターショーに市販化直前のモデルが出展されて「ハスラーの兄貴分」と話題になっていただけに、試乗会は大盛況です。

土台となるプラットフォームはイグニスと共通ですが、全高はクロスビーのほうが110mmも高く、よりSUVらしい雰囲気があります。しかも、大人5人がしっかり乗れるように、全長4.5〜5mのSUVやセダンに匹敵する(クロスビーの全長は約3.8m)室内長を実現しているので、ワゴンのような居住性と積載性を兼ね備えています。

スズキ車でいえば、ハイトワゴンのソリオとコンパクトSUVのイグニスの長所を融合させた感じでしょうか。

車体色は全11パターン。ライオンのたてがみが輝いている様子をイメージしたラッシュイエローメタリック、キャラバン隊が旅する砂漠をイメージしたキャラバンアイボリーパールメタリックの新色2色を加えて、オレンジとイエローをカラーアクセントとした3トーンのコーディネート2色、そのほか2トーンとモノトーンを用意。

シートカラーはボディカラーに応じて3色のカラーアクセントを入ったシートが設定されています。

ラインアップはハイブリッドMZとハイブリッドMXの2グレードで、駆動方式はそれぞれ4WDとFFが選べて、トランスミッションは6速ATのみの設定です。

まずは使い勝手のキモ、クロスビーの荷室をチェックしてみましょう!

荷室幅はたっぷり確保(荷室幅1305mm、荷室開口幅1100mm)されていて、ゴルフバッグを横向きで搭載できます。ラゲッジボード下にも面白い仕掛けがあって、取り外し可能なラゲッジアンダーボックスを装備しています。アンダーボックスは水洗いできるので、ウエットスーツやスキーウエア、登山用のブーツといった濡れ物や汚れ物の収納に便利。

とくに2WDのアンダーボックスは深さがあるので、観葉植物やベビーカーなど背の高いものでも縦に収納できます。ちなみに、4WDはドライブシャフトがあるために底が浅め(実測で約12cm)です。

荷室はリアシート後端(もっとも後ろまでスライドさせた状態)で124L、シートを前方にスライドさせた状態で最大203L、シートを前倒しした2名乗車時で520L(いずれもVDA法)もの容量を確保でき、5名乗車時で35Lのキャリーバック5つ、または9.5インチのゴルフバッグが積めるほど余裕があります。

 

荷室の側面にはナットキャップが付いていて、これを外すとディーラーオプションのユーティリティカラーリングフックやスライドレールを取り付けられます。フックとマルチネット、スライドレールとラゲッジバーを組み合わせることで、荷物の形状に合わせて荷室を自由にアレンジできます。

クロスビーは、SUVでは珍しくリアシートにスライド機構が設けられています。スライド&リクライニングレバーはシートの足下だけでなく、荷室側からも操作できるようにシートの肩口に設けられているので、前倒しやフルフラットへのアレンジがスムーズに行えます。

リアシートのスライド量は165mm。足下が広く、頭上にも余裕があるので大柄な男性が足を組んで座れるほど。フロントシート背面に備わるパーソナルテーブルは上級グレードの「ハイブリッドMZ」に標準装備。MZはボディカラーに合わせてイエロー、オレンジ、アイボリーの3色のパイピングがシートに施されます。

このほか、ハイブリッドMZには荷室床面とリアシート背面に汚れを拭き取りやすい素材を使った防汚タイプラゲッジフロアと撥水加工シートを標準装備。

リアシートは5:5分割式。左右それぞれにリクライングとスライド機構が備わり、荷物や乗員数に合わせて荷室を自由にアレンジできます。

リアシートを前倒しした2名乗車時の荷室床面長は1165㎜。助手席の前倒し機構を使ってエアマットを敷けば、車中泊や仮眠にも使えそう。オプションで目隠しになるプライバシーシェードやベッドクッション、バックドアに取り付けるカーテン&タープキットが用意されているので、キャンプやクルマ旅が好きな人にはぴったりですね。

フロントシートの座面を温めるシートヒーターは全車標準装備。エンジンを始動したばかりで水温が上がらず、ヒーターから温風が出ない状態でも、シートヒーターはすぐに温まるので、冬場のドライブでは助かります。

シートの模様にも注目! クロスビーという車名はクロスオーバーの「X」と「to be exciting」の造語ですが、bee=蜂にも掛けていて、シートの模様がハニカム(蜂の巣)をモチーフにしているんですよ。フロントグリルやスピーカーグリルもハニカム模様になっていて、デザイナーの遊び心を感じさせます。

パワートレインはNA(自然吸気)1.5Lエンジン並みの高出力・高トルクを実現する1.0L直噴ターボエンジンを全車に採用。低速域から高トルクを引き出し、6速ATと組み合わせることで街乗りから高速でのロングドライブまで、余裕のある力強い走りを実現しています。

さらに、1.0Lターボエンジンとマイルドハイブリッドを組み合わせはスズキ初。モーター機能付き発電機(ISG)とリチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドが減速時のエネルギー回生や信号待ちのアイドリングストップ、発進/加速時のモーターアシストを行うので、燃費向上や静粛性アップに貢献します。

プラットフォームはボディ剛性と軽量化を両立させたHEARTECT(ハーテクト)を採用。車重は2WDで1トンを切る960㎏を実現しています。

サスペンション形式やタイヤサイズはイグニスと同じですが、専用チューニングを施し、低速時にはしなやかに路面の凹凸を吸収し、高速時にはフラットでしっかり感のある乗り心地を実現することで、乗員みんなが快適なロングドライブを満喫できる味付けになっています。

4WDは通常走行では前輪側寄りに駆動力を配分し、滑りやすい路面では前後輪に最適な駆動力を配分する、ビスカスカップリング式を採用。ぬかるみや滑りやすい路面での発進をサポートするグリップコントロール、急な下り坂で車速を抑えるヒルティセントコントロールに加えて、パワフルでスポーティな走りを実現するスポーツモード、雪道やアイスバーンでスムーズな発進をサポートするスノーモードを追加しています。

先進安全装備も充実。ハイブリッドMZには単眼カメラと赤外線レーザーレーダーを組み合わせた「デュアルセンサーブレーキサポート」を標準装備。さらに、スペーシアと同様に、スズキ小型車初の「後退時ブレーキサポート」と「後方誤発進抑制機能」を採用(ハイブリッドMXはセーフティサポートパッケージに装備)。車の周辺状況を確認できる全方位モニターには、新たに「3Dビュー」機能をスズキの小型車で初採用。

ハイブリッドMZにはカーテンエアバッグ、サイドエアバッグを含めて6つのエアバッグが標準装備(ハイブリッドMXはセーフティサポートパッケージ装着車に装備)され、安心・安全なドライブをサポートしてくれます。

試乗会場(幕張周辺)をチョイ乗りしただけですが、「本当に排気量1.0Lなの?」って思うぐらい力強く加速してくれます。ターボ付きとはいえ、広報資料に書いてあった「1.5LNA並みのトルク感」という納得できます。

以前試乗したハスラーに比べると、当たり前ですが幅も長さもあるので室内に余裕があり、車の動きもどっしりと落ち着いています。マイルドハイブリッドのおかげで静かだし、スピードを上げても安定感がある。小回りは利く(最小回転半径は4.7m。ハスラーは4.6m)のですが、全体的に動きがマイルドなのは意外でしたね。

試乗車のハイブリッドMZには後席にテーブルが付いていて、左右単独でシートスライドできるので「女子会ドライブ」のトークが弾みそう。しかも、シートが防水仕様で、荷室の床とシート背面が汚れを拭き取りやすい素材で出来ているので、汚れたままの遊び道具も積めちゃう。東京モーターショーで展示されていたみたいに、テールゲートにディーラーオプションの「カーテン&タープキット」を張って、イスとローテーブルを置いて「テールゲートパーティ」を楽しんじゃおうかな。

(文:湯目由明/モデル:かえ ひろみ/ヘア&メイク:中田愛美/写真:ダン・アオキ)

■かえ ひろみ

グラビアやイベントのほか、ラジオでも大活躍中のかえチャン。FM NACK5「Nutty Radio Show THE 魂(ソウル)(毎週水曜20:00〜23:00)」では話題沸騰の古坂大魔王の相方を務める。ラジオ日本「Hello! I,Radio(毎週金曜9:00〜11:00)」も好評オンエアー中。木目パネルが似合う国産4ドアセダンをこよなく愛し、初めての愛車は中古の先代トヨタ・プレミオ。購入後9ヶ月で走行距離が2万kmを超えるほどのドライブ好きで、道の駅巡りにもハマっている。先日プレミオから、ハイブリッドセダン、SAIに乗り換えたばかり!

【関連リンク】

スズキ・クロスビー
http://www.suzuki.co.jp/car/xbee/

かえ ひろみ
http://ameblo.jp/6363117/

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Source: clicccar.comクリッカー

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