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■1200ccもあるけどポジションはコンパクトで一体感が頼もしい イギリスのバイクメーカー、トライアンフ。その中でも特にオーソドックスなスタイルを持つのがスピードツインだ。 丸型ヘッドライトにバーハンドル、ティアドロップ型のガソリンタンク、前後一体式のシートと「オートバイの王道」ともいえる普遍的なディテールではあるが、その中身は最新のもの。 トライアンフの伝統ともいえるバーチカルツイン(並列2気筒)エンジンには大きな空冷フィンがあるけど、実は水冷エンジン。ラジエターはエンジン前面に縦置きに配置し目立たないようにしている。さらにはキャブレターのような外観を持つフューエルインジェクション、3種類の走行モード、トラクションコントロールなど最新システムを備えている。 またがって最初に感じたのはポジションがコンパクトなこと。特に着座位置付近がギュッと絞り込まれていて足着き性がかなり良い。とても1200ccもあるバイクとは思えないサイズ感なのだ。といってもか弱さは感じられない。トレーニングして追い込んだアスリート体型とでも言えばよいだろうか、凝縮された頼もしさが伝わってくる。バーハンドルの幅は…
続きを読む>>【トライアンフ・スピードツイン試乗】トラッドな佇まいの中に秘めたスポーティな走り。これが英国紳士のダンディズム!