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既存のGSXシリーズをベースにして、外装や吸排気系、ライポジなどを中心とした大幅刷新を行う。それが初代から最新型に至るまで、カタナシリーズ全車に共通する開発手法だ。ここではシリーズ12回分を収録するとともにカタナの歴史を振り返る。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 異例の長寿モデルとなった’80年代初頭の旗艦 カタナはゼロから生まれたモデルではなく、開発ベースとなった車両が存在する。それはシリーズの代表作である1100でだけではなく、ほぼ同時期に開発された1000と750、さらには’90年代に登場した250と400にも言えることで、この点は’19年から発売が始まる新型も同様だ。 つまりすべてのカタナは、派生機種という位置づけになるのだが、デビュー当初の1100は、スズキにとってはフラッグシップだった。111psの最高出力は同時代の日本車ではナンバー1だったし、海外のテストでは、当時の市販車で最速となる237km/hをマーク。もっともそういったフラッグシップは、普通は任期を終えたら速や…
続きを読む>>蘇るカタナ伝説#まとめ ゼロから生まれたのではない、それがカタナの伝統だった