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【プジョー5008試乗】悪路走破性、ロングクルーズに向く2.0Lクリーンディーゼル搭載車

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2列シートSUVのプジョー3008をストレッチさせた3列シートSUVの5008

165ps/240Nmの1.6Lガソリンターボでも動力性能に大きな不満を抱くシーンは少ないはずですが、180ps/400Nmの2.0Lディーゼルターボは、走り出しからより力強く、高速道路で楽に巡航できる点などからもディーゼルの利点を感じさせます。

また、ディーゼルエンジン車の「5008 GT
BlueHDi」には、FFでありながら高い走破性を確保する「アドバンストグリップコントロール」を用意。

「アドバンストグリップコントロール」は、砂や泥など路面状態(5モード/ヒルディセント機能含む)に合わせて最適なトラクション制御を行なうトラクションコントロールといえるもので、5008で悪路を走る機会はありませんでしたが、以前お伝えしたように、3008の同機能でその性能の高さは確認ずみ。FFでもこれだけラフロードを走れれば十分と思わせてくれます。

さらに、「アドバンストグリップコントロール」搭載車は、マッド&スノーのオールシーズンタイヤを装着。キャンプやスキーなどアクティブに使い倒したいのならディーゼルの「5008 GT
BlueHDi」がより適任でしょう。

一方、ディーゼルエンジン車は音・振動面ではガソリン車には及ばないのは当然で、静粛性の高さがプジョー5008の美点のひとつだけに、ガソリン車の静粛性かディーゼルエンジン車の力強さかを選ぶかは迷うところ。5008に限らない話ですが、街乗り中心であればガソリン車で十分。より素直なハンドリングも美点です。

逆に、先述した悪路走破性の高さに加えて、長距離移動や多人数乗車の機会が多いのならディーゼルエンジン車をチョイスする手もあるでしょう。個人的には、ガソリンターボの静かさ、スムーズな走りに感心させられましたので、車両価格を考えてもガソリン仕様に惹かれました。なお、ガソリン仕様(アリュール)は404万円、ディーゼルエンジン車(GT BlueHDi)は454万円です。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)













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Source: clicccar.comクリッカー

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