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全周囲200mをセンシングできるトヨタの自動運転実験車は旧LSベース

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開発期間の影響はあったにせよ、新型車をベースにしないのはプロモーションとしてはマイナス、つまり宣伝用の自動運転ではない……
アメリカに本拠を置くAI研究カンパニーToyota Research Institute, Inc.の手による自動運転実験車「Platform 3.0」をラスベガスで開催されるCESに出展するとトヨタが発表しております。
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2017年9月に公表した以前のバージョンに比べると、かなりスマートにセンサー類がまとめられているのが印象的ではありますが、単に外観を整えただけではなく、今回のバージョンアップにより全周囲(360度)で200mのセンシングが可能ということ。トヨタいわく、これは現時点でのトップレベルにあるとのことで、トヨタがガーディアン(高度安全運転支援)とショーファー(全自動運転)と区別する2種類の自動運転技術において有効な実験車となっている模様。

それにしても、CESで発表する実験車であれば現行モデルで仕上げて、市販車への関連性を含めてアピールするのが有効に思えますが、あえて旧型レクサスLSをベースとしているのは、自動運転の開発スケジュールを優先しているのか、それとも市販技術ではないことを明確にするためなのか。

いずれにしても、旧型モデルがベースとなっているということから、プロモーションとして作ったハリボテの実験車ではなく、本当に開発が進んでいることを示していると感じるわけですが、さて?

精進します。
  
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Source: クルマのミライ

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