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旧車イメージのビス留めフェンダーとレトロポップなカラーで理想を追求中!
最終型のRZをベースにカスタム!
ロータリーのサウンド、パワー、そして何よりもFD3Sのスタイリングに長らく憧れていたというずんださん。ちょうどRE雨宮のデモカーを目にしたことをきっかけに、その憧れがイッキに爆発。その結果4年前に、この最終型のRZを手に入れたのがそもそもの始まりだとういう。
「やっぱりFDはサーキットを走っている姿が最高ですよね。自分も購入してすぐにサーキットに通い始めたんですが、とにかく色んなトラブルが頻発して。そんな時に岡山の三好自動車にお世話になり始めたんです」。
その後、修理を経て完調となったFD3Sは、徐々にチューニングを開始してサーキットを存分に満喫していった。しかし、FD3Sのカスタムを得意とするプロショップ「三好自動車」がデモカーの製作を開始したあたりから、ずんださんの意識変化が現れだしたという。いち早くロケットバニーのワイドボディキットでフルカスタムしたコンプリートフォルムを目にした瞬間、ずんださんの目標がストリートへとシフトチェンジしたのだ。
そこからの仕様変更は素早かった。ボディキットは、三好自動車のデモカーで実物を見たロケットバニー一択で決定。リアバンパーはRE雨宮をベースに、テールランプやリアフォグなどを埋め込みながらワンオフ加工。ボンネットに至っては3枚目にして絶版品のRE雨宮の製品を仲間内から探し当てて手に入れたというこだわりの逸品。
極め付けはずんだの名前にも繋がる、エッセ純正のリーフグリーンでオールペン。晴れて理想のスタイルに行きついたかと思いきや、まだまだ欲求は収まらない。紆余曲折を経て辿り着いたボンネット同様に、ホイールも満足のいくアイテムを求め、現在のワーク・シーカーで4セット目に突入。一応は納得できるスタイリングに収まったものの、もっと似合うホイールが必ずあるはず。そんな考えを常に持ち続け次なるステップへ進もうとしている。(2017年5月)
スペック
■エンジン:RE344 スペシャル13Bバリバリカットポート、3分割アペックスシール、ブーストアップ常時ツイン仕様/アペックス パワーFC/トラスト・インタークーラー、エアクリーナー、ブーストコントローラー/RE雨宮 SDコンバーター/サード 燃料ポンプ、燃圧レギュレ-ター/ワンオフマフラー/ビリオン電動ファンコントローラー
■ドライブトレイン:オートエクゼ フライホイール/エクセディ 強化クラッチ
■サスペンション:エアレックス エアサス忍者キット
■ブレーキ:プロジェクトμ ローター(F)/ディクセル ローター(R)/IDI パッド
■ホイール:ワーク シーカーGX(F10J×18-14 R11.5J×18-49)
■タイヤ:ニットー INVO(F245/40-18 R275/40-18)
■インテリア:レカロ SR3/クスコ リヤ4点ロールバー/MOMOステアリング/マツダスピード シフトノブ/クイックシフター他
■エクステリア:RE雨宮 スリークライト、ボンネット、Rバンパー(ワンオフ加工)/ロケットバニー Fバンパー、Sステップ、Fフェンダー、Rフェンダー/オールペン(エッセ純正グリーン)他
ボディキットはロケットバニーのフロントバンパーやフェンダーキットなどを選択。ヘッドライトはRE雨宮のAC987に装着されていたポルシェ993タイプが欲しかったものの、絶版品のため入手は叶わずスリークライトを組み合わせる。ボンネットも絶版品だったが、どうしてもこのルーバー形状が欲しく、仲間内を探しまくってようやく見つけたという。ホイールは現在4セット目のワーク・シーカー。エアサスでのロワードに合わせたジャストサイズ。
旧車をコンセプトとして掲げているため、ステアリングやシフトノブはウッドタイプを選択。一見ドグミッションに見えるシフターは、ノーマルミッションのままシフトレバーを延長した使い勝手重視のアイテム。ラゲッジにはエアレックスのエアサスユニットやリロケートしたバッテリーを搭載している。
サーキットを走っていた時から一変し、現在はノーマルタービンを使用したブーストアップの常時ツインターボで360ps程度に抑えている。あくまでもストリートを気持ちよく流すため、耐久性を重視した結果のセッティングだ。
「本当はそろそろ完成させて別に持っているSA22Cをイジって行きたいんですよ。ひとまずは満足できる状態になって、しかも総選挙で5位に入賞できたことは次のSA22Cをイジっていくうえでの自信にもつながりました!」
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Source: clicccar.comクリッカー