バルブスプリングが折損する原因は、設計か製造か、それとも品検か
スバルがバルブスプリングに関する大型リコールを届出したということで、そのリコール作業の大変さもあって話題を集めている模様。部品代はさほどではないかもしれませんが、エンジン脱着とヘッド周りの脱着ですから工賃だけで、おそらく10万円コースという印象でありますので。直列エンジンなら車載でヘッドをはぐれますが、水平対向はスペース的な問題からエンジンを降ろさないと作業できない上に、左右にヘッドがあるので作業工数が増えてしまうので、工賃(メーカーの負担)が大きくなってしまうのは止む無しでありましょう。
ところで、このリコールにおいてバルブスプリングが折損する原因について、スバルは国土交通省に次のように届出しております。
原動機の動弁機構部において、設計が不適切なため、バルブスプリングの設計条件よりも過大な荷重及び一般的な製造ばらつきによる当該スプリング材料中の微小異物によって、当該スプリングが折損することがある
過大な荷重というのが、どの程度なのかは不明ですがバルブスプリングは割合にバネレートに余裕を持たせている印象がある部品だったので、荷重によって折損するという理由は意外。過荷重でバネが折れるような設計は、あまりにも大きなミスというか、考えづらい感じもあり。つまりバネが線間密着した状態で、さらに荷重がかかるような設計をしたということでありますから。ですので、個人的には『過大な荷重』という表現が示しているのは共振によるサージング的な振る舞いにより折損するということなのではないかと勝手に想像してみたり。もっとも、バネを不等ピッチにするなど共振対策もしているはずでありますので、妄想が過ぎているかもしれません(汗)
山本晋也 【Yamamotosinya】@Ysplanning
【週刊クルマのミライ】マツダとスバルのバルブスプリングに関するリコールは同じ原因なのか?(clicccar) – Yahoo!ニュース https://t.co/pBXa7aZVxh @YahooNewsTopics
マツダのディーゼルエンジンも同時期にバルブスプリングのリコールを届出いたしましたが、いずれにしても動弁系のメカロスを減らそうとしてハマったのではないと、またまた妄想中であります、ハイ。
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精進します。
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Source: クルマのミライ