ステアリングの切増し、ブレーキの遅れといったドライバーのちょっとしたミスを難なくカバーしてくれる新型フォレスターのシャシー性能。プラットフォームと電子制御の好バランスも印象的
これまでクローズドコース、市街地&高速道路で試乗してきたSUBARU フォレスターを、あらためてワインディングでテストドライブ。試乗コースは慣れ親しんだ箱根・芦ノ湖スカイライン(通称:芦スカ)。その実力を過去の経験も合わせて感じることができるシチュエーションであります。
まず、芦スカを湖尻のほうから登りはじめて感じたのは2.5リッター直噴エンジンに合わせたトランスミッション(チェーン式CVT)のマッチングのよさ。指定速度の範囲でいえば、ロックアップしたまま、変速比もほとんど変えずにエンジンの力だけで加速しているのです。具体的には、コーナーの進入から脱出、勾配の変化に対してアクセルを踏み込んだときに、トルクコンバーターを滑らせることもなく、そして変速比を大きく変えることもなく、スッと速度を戻すといったイメージでしょうか。エンジンの力強さを実感できる駆動セッティングは、車格よりもワンランク上のパワートレインであるという印象を与えてくれるのです。大胆に言ってしまうとアウトバックを超えた、SUBARU SUVとして最良のパワートレインと感じたほど。
//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
さらに、好バランスを感じたのはシャシー性能。芦スカのような観光道路では景色に目を奪われ、運転操作がおろそかになってしまう(本来はいけないことですが)こともあるでしょう。あえて、そうしたシーンを再現しようと、コーナーの曲率を見誤ったという前提でのステアリングの切増しや、コーナーとの距離感を間違えたという想定でのレイトブレーキングなどを試してみたのですが、なんとか曲がる・止まるというのではなく、難なく曲がる・止まるといった高いレベルで、運転手のミスを受け止めてくれるシャシー性能を有しているのを確認(もちろん、指定速度の範囲内での話)。こちらでも、新世代プラットフォームの持つ設計上の優位性に加えて、VDC(ビークル・ダイナミクス・コントロール)の絶妙な制御が効いている感じを受けるのは、作り込みにかけた工数がかなりのものだったと容易に想像させるもの。当たり前の話ですが、すごく丁寧に作り込まれたクルマという印象を受けたのでした。こうした美点は、市街地でも感じられるのではありますが、ワインディングといった非日常な空間だからこそ強く実感できたのかもしれません。
—————–
精進します。
//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
amzn_assoc_ad_type =”responsive_search_widget”; amzn_assoc_tracking_id =”blogduogate04-22″; amzn_assoc_marketplace =”amazon”; amzn_assoc_region =”JP”; amzn_assoc_placement =””; amzn_assoc_search_type = “search_widget”;amzn_assoc_width =”auto”; amzn_assoc_height =”auto”; amzn_assoc_default_search_category =””; amzn_assoc_default_search_key =””;amzn_assoc_theme =”light”; amzn_assoc_bg_color =”FFFFFF”; //z-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?ServiceVersion=20070822&Operation=GetScript&ID=OneJS&WS=1&Marketplace=JP
Source: クルマのミライ