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【新型マツダ・CX-5試乗】待望の2.5Lガソリンターボは鋭い加速が魅力。2.2Lディーゼルにはクラス唯一の6MTを新設定

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2012年にデビューを果たした初代CX-5以降の新世代商品群(第6世代)のマツダは、毎年のように商品改良を実施することで、最新の技術や装備などが備えられた最新モデルを販売店に並べる戦略を取っています。

2代目となる現行CX-5は2016年12月に発表され、翌年2月から発売されたばかり。そんな中、2018年10月11日に商品改良を受けました。同日から予約受注を開始し、11月22日から発売が開始されます。

最大の目玉は、日本市場向けでは初となる2.5Lの直列4気筒直噴ガソリンターボの設定。ここでは、注目の2.5Lガソリンターボを中心にピックアップします。

「SKYACTIV-G」初となる注目の2.5Lガソリンターボは、すでに導入済みの2.5LのガソリンNAと同様に、89.0×100.0mmのボア×ストローク。圧縮比は13.0のNAに対して、10.5と低くなっています。

技術的な注目点は、別の記事で詳しくご紹介しますが、負荷に応じて排気の経路を切り替えて、排気の脈動エネルギーを最大限活用するダイナミック・プレッシャー・ターボシステム、燃焼温度を下げるクールドEGRをはじめ、マルチホールインジェクターや連続可変容量オイルポンプといつた「SKYACTIV」エンジンの技術ももちろん搭載されています。

スペックは、230ps/4250rpm、420Nm/2000rpmという強力なトルクが特徴で、2.5LのNAガソリンと比べて、40ps/168Nm(2WD同士の比較)もの向上が果たされています。

パワートレーン関連では、2.2Lディーゼルエンジンに6速MTが新たに追加されています。マツダによると、排気量2000cc超で、2018年9月現在のカタログモデルでの国産SUVでは、唯一となるMTになります。

プロトタイプをクローズドコースで乗ってみると、2.5L NAでもなんら不足はないものの、2.5Lターボは出だしから中間加速、高速域の伸びともに痛快な速さを堪能できます。

ターボラグはアクセルの踏み方では、わずかに感じられるシーンがあるものの、ディーゼルエンジン並のトルクフルなキャラクターもあって、加速の「間」はほとんど感じさせません。

トルコン付のATでももちろん不満はないものの、これだけ気持ちの良い加速フィールが味わえるのなら、2.2Lのディーゼルに新設定された6MTをガソリンターボにも欲しくなったほど。

ほかにも、CX-5には、マツダ自慢の「G-ベクタリング コントロール」に新たに「G-ベクタリング コントロール プラス」が搭載。旋回中のハンドルを戻す操作に応じて外側の前輪のブレーキをわずかにつまむことで、車両を直進状態に戻す復元モーメントを与える技術で、他の車種にも展開される予定だそう。

最新CX-5の気になる価格帯は257万400円〜387万7200円。2.5Lターボ搭載車は332万6400円〜387万7200円です。

(文/塚田勝弘 写真/塚田勝弘、小林和久)















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Source: clicccar.comクリッカー

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