三菱自動車(以下、MMC)は本日、インドネシア共和国の乗用車生産拠点である
ミツビシ・モータース・クラマ・ユダ・インドネシアの年間生産能力を、
ブカシ工場の設備拡張により2020年度までに現状の16万台から22万台に増強することを発表。
生産能力の増強は、次世代クロスオーバーMPV『エクスパンダー』の
インドネシア国内及び輸出向け台数の増加に対応するものです。
ブカシ工場では約40億円の投資により生産設備を拡張する他、従業員を新たに800人雇用して約4,100人の体制とする予定です。『エクスパンダー』の生産台数は、2020年度までに年間11万5千台から16万台に増加させる計画であり、このうちASEAN諸国を初めとする海外輸出分についても3万台から5万台に増加させる計画です。
また、『エクスパンダー』のエンジン生産を、日産自動車株式会社の現地生産子会社であるニッサン・モーター・インドネシア(所在地:西ジャワ州プルワカルタ。以下、NMI)で行います。NMIは新たな投資による生産設備の拡張と従業員の新規雇用により、『エクスパンダー』のエンジンを年間16万基生産する予定です。NMIでのエンジン現地生産によって、『エクスパンダー』の部品現地調達率は約70%から約80%に上昇し、部品の新規発注等に伴う現地メーカーへの経済波及効果も見込まれます。
『エクスパンダー』は昨年8月に受注を開始して以来、インドネシアのお客様にご好評を頂き、2018年9月末までのインドネシア国内の受注台数は10万台を超えました。また、本年3月と7月には、インドネシアの販売台数ランキングで1位となりました。今年3月に自動車専門紙OTOMOTIF社からカー・オブ・ザ・イヤー2018を受賞したのに続き、9月には自動車ジャーナリストが選ぶFORWOTカー・オブ・ザ・イヤー2018を受賞しています。三菱自動車は今後ともインドネシア経済に貢献できるよう努力して参ります。jp.acrofan.com
Source: 新車速報 Car Drive