世界的に激しさを増す自動運転技術の開発競争に対応するため、自動車部品最大手のデンソーは、自動運転の分野の研究開発にエンジニアを重点的に配置する方針を固め、社内公募で100人余りの人材を集めることになりました。
自動運転をめぐっては、世界の自動車メーカー各社が実用化を目指していて、車の制御などをつかさどるソフトウエアの開発には自動車部品メーカーのほかIT大手も参入し、競争は激しさを増しています。
こうした中、関係者によりますと、デンソーは、自動運転の研究開発にエンジニアを重点的に配置する方針を固め、社内公募で100人余りの人材を集めることになりました。
公募はおよそ1か月にわたって行い、集めた人材は、ことし4月に東京 港区に設けた研究開発の拠点で、自動運転に欠かせないソフトウエアの研究などに携わる計画です。
会社側によりますと、特定の分野で大規模な公募を行うのは初めてだということです。
自動車業界では、自動運転やインターネットとつながる「コネクテッド」など、先進技術の研究開発に携わるエンジニアをいかに確保するかが大きな課題となっていて、デンソーとしては、社内の人材を有効に活用することで、研究開発のスピードに弾みをつけたいとしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180926/k10011645061000.html
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Source: 新型車情報局