昔のクルマに比べて、段差などでノーズを擦る機会が増えているような気がする…
クロスオーバーSUVが世界中で一大ムーブメントになっているというのは、いまさらな話ですが、その理由のひとつが最低地上高の余裕がありつつ、スタイリッシュに見えること、なのではないかと前々から思っております。最近の乗用車は、燃費や安全性能を高めるためにフロア下に整流板などの付加物が増え、またフロントオーバーハングも増えているような印象があります。そのため、歩道の段差などでノーズ(フロントバンパー下面)を擦ってしまうことも20年前のクルマと比べると増えているような気がしてならないわけで、その点においてSUVを選べばロードクリアランスも増えますし、そもそもアプローチアングルに有利なスタイルになる傾向がありますから段差やスロープが気にならなくなるという面があるのでは? そうした実用的な部分もSUVムーブメントを支えている一面だと思うわけです。
というわけで、イメージ画像は1.8リッターディーゼルになったマツダCX-3。アプローチアングル的に有利なスタイルとはいえないかもしれませんが、それでもロードクリアランス160mmを確保していることで、SUVとしては心許ない数値でありますが、歩道の段差や駐車場でのスロープなど都市部で超える必要のある”障害物”をクリアするだけの余裕はプラスされているということでしょうか。まあ、こうしたプラスアルファが付加価値といえるわけですが…。
高いギアが維持できるのは排気量アップしたディーゼルの旨味。マツダ的ニュートラルステア感の演出が絶妙
せっかくですので、マイナーチェンジしたCX-3の印象を記しておくと、ディーゼルエンジンのスープアップは絶対的なパフォーマンスよりも日常的な余裕に貢献しているという印象。とくに再加速におけるキックダウンを避けることができるのは車格(というよりも価格?)に見合った余裕を生み出していると感じる部分。
そして、ハンドリングについては、SUVというよりもスポーティモデルのそれ。おそらくFC・RX-7の頃からマツダが目指しているニュートラルステア感が強調されたもので、高速ランプなどでステアリングの切り増しは不要と感じるほど、ピタッとラインをトレースするのでありました。とはいえ、けっしてシビアなわけではなく、センター付近の遊びもしっかりありますし、減速時の安定感にも不足なしでありますから、このクラスで比較するとドライバーの意思に忠実に感じるハンドリングを実現しているといった評価になるのでありましょう。若干、リアの突き上げが強いシーンがあるのは、そのハンドリングとトレードオフなのかもしれませんが、コンパクトSUVとしては不満を覚えるほどではないのかもしれません。
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精進します。
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Source: クルマのミライ