スポンサーリンク

パイオニアが「事故リスク予測プラットフォーム」を強化。事故多発地点に加えて、事故の少ない場所でのリスクまであぶり出す

スポンサーリンク

パイオニアは、 2017年4月から提供している既販車向けの先進運転支援システム「Intelligent Pilot」の「事故リスク予測プラットフォーム」を強化したと発表しました。

「Intelligent Pilot」は、 東京海上日動火災保険の自動車保険特約「ドライブエージェント パーソナル」に採用されていて、パイオニアは、今後も「Intelligent Pilot」の機能を拡充させるとともに、自動車関連事業者との連携を進めていくとしています。

なお、東京海上日動火災保険は、大手損保では初となるドライブレコーダーを活用した自動車保険個人向けサービス「ドライブエージェント パーソナル」のPRの一環として、『美少女戦士 セーラームーン』月野うさぎ役でおなじみの声優・三石琴乃(みついし ことの)さん、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』三日月・オーガス役で知られる河西健吾(かわにし けんご)さんという豪華声優陣を起用したPRアニメ「しあわせを守るもの」を、2017年10月より公開しています。

パイオニアが今回強化したという「事故リスク予測プラットフォーム」は、 信号やカーブなどの「デジタル地図属性データ」に、「事故発生地点データ」や「急減速多発地点データ」などを独自の地理情報システム技術により、関連づけ、時間帯や天候、車両の走行速度や運転傾向まで加味。事故が多発する場所においてドライバーの個々の状況に合わせて危険を予測できるそうです。

従来から利用されている各種データに加えて、「デジタル地図属性データ」に格納されている車線数や交差点面積などの情報を独自技術で関連づけ、新たに機械学習を採用。これらにより、全国の道路から事故が発生しやすい地形特性を持つ場所の特定が可能になっています。

同プラットフォームを用いた「Intelligent Pilot」で、事故が多発していない場所における潜在的な事故リスクまでも予測し、個々の運転状況に合わせた注意喚起や警告を、より多くの場所で行えるようになるとしています。

(塚田勝弘)


スポンサーリンク

Source: clicccar.comクリッカー

スポンサーリンク
スポンサーリンク