2018年9月5日、スズキが”斬”という文字を隠喩的に表示する「Feel the Edge」というティザー動画シリーズをスタート。その第2回目が9月12日に公開され、実車の姿が見えてきたのだ。間もなく往年の名車=カタナが復活するとの噂が現実になりそうだ。
2回目の動画に映り込んだカタナは…3.0路線か
ヤングマシン8月号(6月24日発売)の記事で、新生カタナには昨年のミラノショーに出品されたKATANA3.0路線と、GSX-R1000ベースのスーパースポーツ路線という2つのケースがあり得ると報じた。それぞれに有力な証言があり本誌としても絞り切れずにいたが、スズキが公開した2回目のティザー動画から有力なのはカタナ3.0路線と言える状況になってきた。カタナ3.0とは、ネイキッドのGSX-S1000をベースに往年の名車・GSX1100S KATANAをオマージュしたデザインを施したネオクラシック仕様で、ヤマハのMT-09に対するXSR900、カワサキのZ900に対するZ900RSと同じプラットフォーム戦略を採用したコンセプトモデルだった。車両の公開は10月2日からスタートするインターモトショーと動画で予告されており、間もなくその姿が明らかになる。
’18年春にグッズ関連の商標も申請済み
ナント日米欧で、スズキが一斉に「KATANA」の商標登録を出願。日本では3月12日、欧米では4月4日に申請された。用途は「キーホルダー、記念カップ、身飾品、時計、衣服」など。尚、車両としての商標は、既に日本では’84年、欧州では’15年に取得済み。さらに今年2月、米国でも出願された。米国では、原則的に商標は3年以内使用することが前提。これらの動きが意味するものは……?
「’19-’20 ネオクラブームに乗ってカタナ復活?!」記事はこちらへ
Source: WEBヤングマシン