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マツダ アクセラHVの開発苦労話「自社で作った方が良かった」

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当時のマツダがハイブリッドを自社開発するのは難しかった。
そこでトヨタから先代プリウスと同様のハイブリッドシステム(THS II)の供給を受け、
マツダ製2リッターエンジンに組み合わせた。

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開発者は 「 作業は困難をきわめた。自社で開発した方が、よほどラクだと感じるほどだった 」 と言う。
その理由だが、まずトヨタのハイブリッドとマツダのエンジンを組み合わせること自体が難しい。しかもマツダにとって先代プリウスの運転感覚は不自然で、「走りをもっと自然に楽しく仕上げたい」という意見が根強かった。燃費を向上させるプリウスのエコドライブモードも、マツダの考え方に合わず切り換え機能を廃止した。

さらに現行のアクセラは、3代目プリウスに比べると2年以上遅れて発売されたから、カタログ燃費で上回りたいと考えた。そのためにJC08モード燃費は、先代プリウスが30.4km/リッターのところ、アクセラハイブリッドは30.8km/リッターに達した。

ここまで苦労したのに売れなかったから、マツダにとって電動車は、今でも嫌な思い出として残る。ビジネス面で成功せず、感情的にもネガティブだから、次期アクセラがハイブリッドを設定しないのは当然だ。
全文はこちら


Source: 新車速報 Car Drive

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