「モトクロッサー」は、レースなどで活躍する公道使用不可のマシン。物凄く頑張れば公道化できなくはありませんが、正気の沙汰ではありません…。
しかし! なんとホンダがモトクロッサーベースの公道マシンを発表しちゃったんです。
こちらが新しく発表された「CRF450L」。車体とエンジンのベースは「CRF450R」で、見た目もかなり近いです!
実際に「CRF450R」と見比べてみると、ナンバーを取るために必要な保安部品をくっつけただけのレベルで近いですよね…。
こんな本気過ぎるマシンを待望していた方も多いんじゃないでしょうか?!
ヘッドライトも実は結構独特。若干ラリーなテイストも感じるデザインです。これまでオフ車のヘッドライトってフォグランプ以降目新しい物がないのでこの感じ流行るかも!?
CRF450Rがベースとなっているエンジンですが、各部小変更が加えられて公道化されています。
250とかだったら同クラスの公道モデルのエンジンをベースにするのが主流ですが、しっかりモトクロッサーの方をベースにしているあたり、他ではあまり見ないガチ感が漂っています。
発表されて驚いたのは馬力。なんと450cc単気筒で24馬力…えぇ、低すぎない!?
参考までにCB400SFが56馬力、レブル500が46馬力、CRF250Lでさえ24馬力です。もちろん発表資料に並んだ数字だけで判断できませんが、何か「?」マークが浮かんでしまう数値ですよね…。
そして、気になる価格は、なんと驚きの…税込み1,296,000円。
アフリカツインで150万なのに…CRF450Rの方が96万なので単純にパーツ代が乗っかっている感じでしょうか?
ちょっとびっくりしちゃいました。しかし逆に取ればそれだけ本気で作ったぞ!!ということかも。ますます実車が気になってしまいます。
発売日は2018年9月20日(木)からとなっています!このタイミングでホンダがまさかこんなマシンを出してくるとは、なんかちょっと新鮮ですよね!
さすがにこの流れに他メーカーが続く、とは思いませんがKTMなどは以前から同系統クラスを同じような価格帯で販売しています。そこにホンダが参戦してきた!と読み取るのが自然な流れかもしれません。
とにかく、実車が出てくるまで待ちきれないワクワクマシンの登場でした!
(ライター:佐藤 快/Moto Be 20代にバイクのライフスタイルを提案するWEBマガジン)
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Source: clicccar.comクリッカー