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欧州仕様ハイエースベースのLクラスミニバン「グランビア」 1970年代にルーツをもち、室内が広く、かつ使い勝手に優れるクルマとして1980年代に大人気だったのがワンボックスだ。ワンボックスというと商用車や仕事の足というイメージが強いが、乗車用のワゴンも用意されていた。コンセプトは現在のミニバンに近くて、複数列のシートとシート表皮や内張りなどに乗用車的な豪華なものを採用するなど、自家用車やレジャーにも使うことができた。ハイエース、ホーミーなど、メーカー問わずそのような傾向で、やはり現在のミニバン的な存在だった。 ▷スタワゴ的名車ヒストリー TOYOTA・アルファード&ヴェルファイア編 まとめはこちら 1990年代に入ると、衝突安全性が高いレベルを要求されるようになる。ワンボックスについてはクラッシャブルゾーンとなる短いノーズを備えるなどの対策が必要となった。 当時すでに高級ワンボックスとして名を馳せていたトヨタのハイエースも同様だった。ちなみにミニバンブームが始まったのがホンダからオデッセイが登場した1994年とすると、かなり前のことになる。 しかし、アメリカ市場での動きなどを考えると日…
続きを読む>>まさかの大惨敗!? アルファードのルーツ「グランビア」ってどんなミニバン?