実用上、燃費性能やシャシー性能が期待値を下回ることは少なくなってきた
クルマ(市販車)の性能として、加速性能はとうの昔に頭打ちになり、そのかわり燃費性能が重視されるようになって久しいと感じるわけですが、その燃費においてももはや余程のことがなければ商品力として差別化できるほどの違いはなくなってきたと実感する今日このごろ。もちろん、性能は確実に進化しているわけですが、たとえば3代目プリウスが市場に与えたようなインパクトは、もう燃費性能だけでは難しいと感じるわけです。そのかわりにゼロ・エミッションが価値を持ってきそうな予感もあるわけですが……。
もうひとつ、パフォーマンスでいえばウン十年前にはプアという言葉が使われることの多かったブレーキ性能は圧倒的に高まり、ここ数年はシャシー性能が格段にアップしていると感じる次第。その進化にはタイヤが寄与している部分も少なくないでしょうが、ともかくいまどきの新型車でハンドリングなどシャシー性能において著しい不満や不安を感じるクルマというのは、まず出会わないといえる存在。基本設計が古いプラットフォームで上モノだけを着せ替えたようなモデルでは、古い感じを受けることがないわけではありませんが。つまり、プラットフォーム・レベルから一新したクルマではハンドリングにおいても商品差別化につながるほどの差を生み出すのは難しい時代であります。
それでも売れているクルマとそうではないクルマが明確なのは間違いないわけで、何が差を生み出しているのかといえば、いま時点ではADASやAEBSといった先進安全装備・運転支援システムなのでありましょう。とはいえ、こうした要素も早晩当たり前のように装備され、性能差もなくなっていくでしょうから、安全というだけでは差が生まれないことになりそう(自動運転制御におけるきめ細やかさや快適性では、しばらくメーカーごとの違いが大きそうな気はします)。そうなると、パッケージを含めたデザインということになるのかもしれません。
もっとも、こうしてハードウェアとしての明確な差がなくなっていくことは、シェアリング社会に向けては正しい進化の方向なのかもしれませんが、さて?
前年比割れだけを根拠にする点に関しては賛否が分かれるところかもしれませんが、ハイブリッドであること以上を求められ始めていることは確かな気がします。 – 「日産 ノート」も「トヨタ プリウス」も販売台数は前年比割れ 電動化だけでは売… https://t.co/6W5290kAQu
※画像や動画はイメージです、あしからず(汗)
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精進します。
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Source: クルマのミライ