クルマを諦めきれないブログ
その3 https://blog.le-parnass.com/index.php?e=5559 あくまでも私の私見である事をご理解下さい。 さて ヨーロッパのディーゼルモデルで フューエルインジェクターが詰まる 故障の修理を沢山承ります。 この事から 日本で使うカリフォルニアの方が ヨーロッパで使っているカリフォルニアよりも 距離的、時間軸的にヨーロッパよりも 早く詰まるのだと確信しました。 これってもしかして燃料の問題じゃないのか? と私は考えました。 過去 弊社で販売した 1000台程のディーゼルモデルのうち インジェクターが詰まった個体は 圧倒的に寒冷地よりも気温の高い都市部に集まっています。 ピエゾ式インジェクターを搭載しているモデルが中心なのですが ピエゾ式インジェクターとは 燃料噴射の開閉にピエゾ素子という素子を用いた部品で 電圧によって素子が伸縮して 燃料噴射を精密に計量出来るようになっています。 ではなぜこの精密部品が詰まるのでしょうか? 寒冷時 セタン価の低い、 炭素数が20以上の炭化水素を含む軽油燃料が 燃料に含まれるnパラフィンを結晶化させ フューエルラインの一…
続きを読む>>ヨーロッパのディーゼル車が日本で壊れた際の原因研究発表 その4