なにもこの忙しい時期に行かなくても…。当の本人が、つい自分自身にツッコミを入れたくなる今回の台湾旅。
年末に向けての追い込み真っ只中の12月17(日)~19日(火)の3日間、女子3人で行く人気の台湾1泊3日の旅。なにしろLCCですから、朝5時50分に羽田空港発。翌日夜に台湾・台北を出発するも、帰国はさらに翌日の0時50分。という微妙に1泊3日。飛行機代は抑えられても、駐車場やWi-Fiレンタルなどが3日分。しかも電車もリムジンも無い時間のフライトなので、都内から来る友人は「航空機代とタクシー代が同じぐらいになるかも」とのこと。LCCだけにシートのストロークは短すぎて狭いのですが、離陸前には眠ってしまうし、機内には機内販売もあります。しかし、荷物の重さが10㎏以内ときまっていて、それを超過するときは有料。いつものようにキャリーバッグにPCやiPad、ガイドブックなどを入れた状態で重量を測られると、思いがけず重量オーバー。往路はそれでもギリギリOKだったものの、復路は事前に重量オーバー申請。お陰でチェックインカウンターではスムースでしたが。
飛行機に乗ること約4時間。台北市から少し離れた桃園国際空港に到着。今回は、天気が悪いこともありますが女性3人。そして台湾はタクシー代が安いこともあり、すべてタクシー移動。
街で見かけるタクシーはほとんどがトヨタ車。しかも日本には導入されていない「カローラ アルタス」。
ほかにも日本車の姿がやたらと目につきますが、その中でも特に目につくのはトヨタ車。台湾にはトヨタや日産など日本メーカーの生産工場が多いらしく、そのせいで日本車が身近なのかもしれません。
そしてタクシーの車内で気になるのは、変なぶつぶつした突起物がついたハンドルカバーが流行りの様子。
ほとんどのドライバーがデザインは違っても、ハンドルに装着していました。しかも乗ったタクシーはすべて飛ばしまくり。ヒヤリの連続です。しかも、後席シートベルトは真ん中の席の分はしまわれています。台湾の安全意識はまだまだ低いようです。
まずは宿泊ホテルに荷物を預け、美味しいと評判の牛肉飯。そして私が台湾で一番行きたかった場所、「千と千尋の神隠し」のモデルになった「九份(ジォウフェン)」。
ここまで約1時間。1200台湾ドル(日本円約4800円)。写真でよく見るお茶屋さんは想像していたより小さかったのですが、しばし昔の台湾にタイムスリップ。素敵なひと時でした。
そして台北市内に戻って、台湾シャンプーに、火鍋、マッサージ。
翌日はブランチに小籠包の有名店「鼎泰豊(ディンタイフォン)」本店へ。開店直後に行ったのに、すでに30分待ち。しかし噂通り、本店の小籠包は並んでも食べたい美味しさです。その後は、イレギュラーでネコカフェでネコちゃんたちに癒され、お洒落なカフェでまったり。
最後は台湾で一番高い地上101階、高さは509.2mの「台北101」の展望台から雲に覆われた台北を見渡し、おすすめのお土産を購入したり、スイーツをいただいたり。
ちなみにこの「台北101」には、地震に対応するため、ダンパーが設置されているとか。
と言いつつ、台湾最後の食事は空港で「バーガーキング」のハンバーガー。台湾料理は美味しいけれど、さすがにお腹いっぱいで違う味が食べたくなったみたい。
私にしてはかなり珍しいプライベートの海外旅行。以前から行きたかった台湾旅行でも、お友達たちが強引に(?)誘ってくれなければ実現しなかったこと。誘ってくれたお友達たちに感謝です。でも結果、LCCより、パック旅行とかのほうがお得なのかも!?
(吉田 由美)
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Source: clicccar.comクリッカー