スズキは2日、7月に発売した軽四輪駆動車「ジムニー」の受注が
当初予想を大幅に上回っていることを受け、
生産ラインの増強などによって増産を検討していることを明らかにした。
ジムニーは20年ぶりにフルモデルチェンジし、登録車(軽自動車を除く小型車)規格のジムニーシエラとともに発売した。カタログ注文は通常車種の15倍に上るなど発売前から注目は高く、両車の受注はすでに年間販売目標(ジムニー1万5千台、シエラ1200台)を超える人気ぶり。湖西工場(湖西市)ではフル稼働で対応しているが、生産が間に合っていないのが現状という。
同社によると、両車のほとんどが「指名買い」で、これまでジムニーに乗っていなかった新たなユーザーも取り込んでいる。女性比率はジムニーが24%、シエラが15%と前モデルから伸びている点も特徴という。
浜松市内で2018年4~6月期連結決算会見を行った宮本敬司常務役員は「増産の割合などは今後検討する。お客様をなるべく待たせないように増産していきたい」と話した。
Source: 新車速報 Car Drive