新型アテンザには、2.0Lと2.5Lガソリン、2.2Lディーゼル直噴ターボの3つのエンジンが設定されています。
2.5Lには、CX-5と同様に新たに気筒休止システムが採用され、内燃機関にこだわるマツダらしく実燃費向上が図られています。CX-5でもお伝えしたように、気筒休止が切り替わる瞬間は、体感することは不可能。それだけスムーズで、音・振動ともに感じさせません。
改良前と比べると、2.0Lガソリンは155ps/196Nmから156ps/199Nmにアップし、2.5Lガソリンは188ps/250Nmから190ps/252Nmに引き上げられています。一方の2.2Lディーゼルは、圧縮比が14.0から14.4に変更され、175ps/420Nmから190ps/450Nmに大きく向上。
2.5Lガソリンは、先述したように気筒休止システムで実用燃費向上が図られ、燃焼効率が悪化する低負荷にまで効率改善が拡大されています。今回のプレス試乗会での試乗車は、2.5Lガソリン、2.2Lディーゼルで2.0Lガソリンは試せませんでした。
2.5Lガソリンは、1ps/3Nmという数値ではわずかなアップではあるものの、低回転、高負荷域のトルク改善、アクセル操作に対する加速度(理想の加速度)が盛り込まれたそう。もちろん、大きくトルク、パワーアップされたワケではありませんので、劇的な変化は感じませんでしたが、アクセルの踏み込み量に対してよりピックアップが良くなった(ような)フィーリングが得られました。
(文/写真 塚田勝弘)
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Source: clicccar.comクリッカー