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時代に合わせた継承と進化、セダンではなくSUVのカタチに 現行型に加わった新しいセンチュリーは、巷間囁かれていたようにSUVとは名乗っていない。開発責任者の田中義和氏は、「ユーザーニーズを形にした結果。SUVとしては荷室は狭く、後席と荷室をパーティションで仕切っています」と語る。過去の御料車を見て、昔はこうしたカタチをしたクルマが多かった、と着想についても明かした。セダンと同等の静粛性や乗り心地などをこの大開口を備える新モデルで実現するには、パーティションで仕切ることも不可欠だったという。 最大の顧客層であるVIPにくつろいでもらうため、長時間乗っても疲れを誘わない後席設計に注力した。セダンタイプにはないゆとりある空間を実現するのが最大の目的で、アルヴェルのような広さや快適性をセンチュリー基準で満たすことを追求。後席に座ってみると、サイズや座り心地の良さはもちろん、電動リクライニングで最大77度°まで寝かせると、感覚的にはほぼフラットベッドという状態にまでなる。「走る執務室」としてはもちろん、休憩時も一切の妥協なく、くつろげそうだ。なお、リアには調光機能付プライバシーガラスを採用する。…
続きを読む>>一度は乗ってみたい! 新型センチュリーは、ショーファーカーの新しい聖域へ!