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スズキらしいアイデアが詰まった新ジャンル 日本の戦後復興を象徴する物事のひとつに、軽自動車規格の制定が挙げられるだろう。日本でもっとも小型で小排気量なクルマの規格であり、その理由は広く国民に自動車を普及させることにあった。 1955年に初の軽自動車となるスズキ・スズライトが登場。だが、軽自動車が本格的に普及し始めるのは1958年、スバル360の登場からだった。「てんとう虫」の愛称で親しまれたこの軽自動車は、ご存じのように爆発的なヒットとなり、マイカー時代の先鞭となった。 さらに1979年、軽自動車から日本の自動車史に名を残す名車が登場する。それがスズキ・アルトだ。「47万円」という衝撃の低価格路線を打ち出し、空前の大ヒット車となった。後席などの装備を簡素化して商用車扱いにして、当時税制面で有利だった「軽ボンネットバン」での登録だった。ボンバンとも呼ばれ、初代アルトの大ヒットは他メーカーにも飛び火、1980年には早くもダイハツからミラが登場するなど、ボンバンブームがしばらく続いた。 その後、1980年代後半に軽でもパワー戦争が勃発し、1987年には現在まで続く業界自主規制値、64psに達…
続きを読む>>カスタム業界のエースにも君臨! 一家に一台、それが「初代ワゴンR」だった