新たにDSブランドの最上級SUVに位置づけられる新型「DS 7 CROSSBACK」。プジョー3008、5008との差別化が図られる内装も注目ポイントで、DSのコンセプトである「SPIRIT OF AVANT-GARDE」を具現化したとしています。
インテリアで目指したのは、オートクチュールを連想させるような細部にわたるパリらしいこだわりの仕立てと最新技術の融合によるフランスならではの新しいラグジュアリーの表現だそう。
「クル・ド・パリ」と呼ばれる、本来は高級機械式腕時計の文字盤加工として使われる「ギョシェ」彫り模様をヒントに、センターコンソールのトグルスイッチ枠などの随所に取り入れられています。
また、ナッパレザー仕様を選ぶと、シートだけでなく、ダッシュボードやドアトリム部に「パールトップステッチ」と呼ばれる小さな真珠が並んだような繊細なステッチが施され、エレガンスを表現。
インパネのインフォデジタルインストルメントパネルには、12.3インチ液晶スクリーンが組み込まれ、パーソナライズされたメーターなどの走行情報とDSナイトビジョンの映像が表示されます。
ナビゲーションや各種セッティングを受け持つセンターコンソール上の8インチHDスクリーンは、「Apple CarPlay」や「Android Auto」に対応します。
さらに、「Grand Chic」にオプション設定される「オペラ」には、歴代のDS最上級グレードに採用されてきた独創のウォッチブレスレットをモチーフとしたパーフォレーテッド加工のナッパレザーシートが注目。
オペラという、ネーミングの由来は豪華絢爛を誇るオペラ座歌劇場だそうで、ネオバロック様式の絢爛たる装飾に見られる芸術性とアルチザン(匠の技)へのオマージュが、DS 7 CROSSBACKの華やかかつ気品ある意匠や吟味されたマテリアルに込められています。
「B.R.M」製アナログクロックが配されたダッシュボードに繋がるセンターコンソールのクローム部分には腕時計の文字盤に見られる伝統的装飾技法のクル・ド・パリ加工が施され、一部操作ダイヤルにカットされたクリスタルガラスを使うなど、静的質感とスタイルにこだわったそう。
ほかにも、「Grand Chic」に標準設定される「リヴォリ」、So Chicに標準設定の「バスティーユ」という内装も注目です。
徹底した細部へのこだわりがつまったDS 7 CROSSBACK。価格は「Grand Chic」の2.0Lディーゼル車が5,620,000円、同グレードの1.6Lガソリン車が5,420,000円。2.0Lディーゼルのみの「So Chic」が4,690,000円です。
(塚田勝弘)
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Source: clicccar.comクリッカー