7月5日、日産・ノート e-POWERにモーター駆動式の4WDが追加されました。リヤモーターは3.5kW(4.8ps)/15Nmというスペックですが、出力・トルクは小さくても「後押し」することで、登り坂などでの発進性を向上させています。
さらに、日産ノートは、2018年上半期(2018年1月-6月累計)の販売において、73,380台を記録し、国内の登録車販売ランキングで1位を獲得したと発表しました。なお、セレナの販売台数は56,095台で、2018年上半期のミニバンNO.1を獲得。
日産・ノートの躍進は、シリーズハイブリッドの1種であるe-POWERが原動力になっていて、100%モーター駆動ならではの力強く、スムーズな加速性能をはじめ、高い静粛性、アクセルペダルの踏み戻しだけで、加速から減速まで容易に操作できる「ワンペダル」ドライブなどが支持されている理由としています。
さらに、高速道路でアクセルとブレーキ、ステアリングを自動的に制御し、渋滞走行や長時間の巡航走行時の運転負荷を低減する運転支援技術の「プロパイロット」も高く評価されているそう。
なお、登録車2位はトヨタ・アクア、3位プリウス、4位セレナ、5位ホンダ・フィット、6位トヨタ・ヴォクシー、7位トヨタ・シエンタ、8位トヨタ・ルーミー、9位ホンダ・フリード、10位トヨタ・ヴィッツとなっています。
上位10台のうち、じつは日産・ノートは前年同期比でマイナス12.9%となっていて、アクアはプラス3.1%、プリウスはマイナス29.8%と、上位3台のうちアクアのみが前年同期比増となっています。
(塚田勝弘)
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