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激戦区で鍛え抜かれたスズキ・スイフトで、女子力アップ!【かえちゃんの次のクルマ選び!! Vol.13・後編】

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女子力アップのために次の愛車候補をチェック中のかえひろみちゃん。スイフトスポーツと対面した前回につづき、今回はインテリアと走りをチェックします。

スイフトスポーツのインテリアは、スイフトの標準グレードに設定されているブラック基調のインテリアがベースで、デザインも同じですが、車両前方から後方にかけてレッドからブラックにグラデーションが変化するフィルム加飾を、インパネ、センターコンソール、ドアアームレストに採用しています。

スポーティなインテリア表現のお約束「レッドステッチ」は、ステアリングとシフトブーツ、シートに採用。フロントシートはサポート性に優れたセミバケット形状で、コーナリング中にGが掛かってもしっかり体を支えてくれます。適度に「タイト感」があるので、スイフトRSよりも格段に「スポーツカー」テイストを感じます。

ステアリングはディンプル加工を施した本革巻きで、アクセントにピアノブラック加飾とレッドのクロスステッチを加えています。ディンプル加工は手のひらに汗をかいても滑りにくくするための配慮のようですが、グリップが太くて、指の置き場になる「窪み」も設けられ、本気で走る人のことが考えられた形状です。

ペダルは黒ゴムじゃなくて、滑り止めの付いたステンレス製のプレートを装着。6速MTのシフトノブも握りやすい形状で、すべてが「ドライバーファースト」の演出。マニュアル操作を教えてもらったら(理由は後ほど)ドライビングシューズとレーシンググローブを着用してサーキット走行会に参加してみたいですね。

スポーツハッチバックの利点は2シーターや2ドアのスポーツカーと比べて実用性が高いこと。スイスポは5ドアで低床フロアなので乗り降りが楽で、ファミリーでも十分使えます。ただし、セミバケットのフロントシートは背もたれが幅広で、ヘッドレストも高いので、リヤシートに座るとかなり圧迫感があります。長身の人や閉所恐怖症の人が長時間座るのは苦痛かもしれません。

リヤシートは6:4分割可倒式で、5名乗車時の荷室容量265L(先代比55Lアップ)はスイフトと共通。試しにシートを起こした状態で荷室に座ってみましたが、身長162cmの私がスッポリ収まるほど余裕があります。

この状態でもキャンプ道具やスーツケースを積めますが、両側のリヤシートを倒せばスノーボードやスキー板などの「長モノ系」にも対応。ドリンクホルダーが充実し、ドアポケットやセンターコンソールトレイも大容量です。

エアコンはフルオート。運転席シートヒーターやリヤヒーターダクトも標準装備でオールシーズン快適です。

メーターの真ん中にあるマルチインフォメーションディスプレイには専用グラフィックのブースト計とオイルテンプが追加され、スポーツマインドを刺激します。

安全装備も充実。スズキ車初となる車線逸脱抑制機能をはじめ、単眼カメラとレーザーレーダーで前方の歩行者やクルマを検知して衝突時の被害を軽減する「デュアルセンサーブレーキサポート」がメーカーオプションで選べます。これらがセットになった「セーフティパッケージ」はベース車に対してわずか8万6400円アップ(税込)。任意保険料が安くなる可能性もあるので装着をオススメします。

スイスポを指名買いするようなユーザーは、走りに強いこだわりがあるはずなので、ほとんどの人はMTを選ぶと思います。私もできればMTを試乗したかったのですが、残念ながらオートマ限定免許。先代のCVTからトルコン式の6ATに変更されて、がぜん注目度が増したAT車に試乗してみました。

出来の悪いCVTはアクセルの踏み込みに対して実際に加速するまでのタイムラグが大きく、エンジン回転数がかなり高くなってからワンテンポ遅れて加速し始めるといったもどかしさがあります。オーソドックスなトルコン式のメリットは、ダイレクトな加速と変速フィールを楽しめること。エンジンがターボチャージャー付きになったことで低回転域から太いトルクが立ち上がり、滑らかにシフトアップするのでストレスを感じません。

コーナーが連続する場面ではパドルシフトも使ってみました。指先でシフトアップ/ダウンができるので、走行シーンに合わせた車速やエンジン回転数を維持できるのがいいですね。スイスポってMTしか設定がないイメージですが、「ATもあるよ!」と奥さんを口説けるのは、走り好きのお父さんにとっては頼もしい味方ですね。

スイフトシリーズと同じBセグメントの国産コンパクトだと、ヴィッツやノート、デミオ、フィットなどが思い浮かびますが、売れ筋のノートやヴィッツと比較すると、スイフトは1クラス上に感じます。ベーシックグレードでも「素性の良さ」が感じられて、トップグレードのスイスポでもアンダー190万円。セーフティパッケージを付けても200万円以内に収まるので、走りへのこだわりや中身の濃さを考えればバーゲンプライスですね。

(文:湯目由明/モデル:かえ ひろみ/ヘア&メイク:牧 詠子/写真:ダン・アオキ)

■かえ ひろみ

グラビアやイベントのほか、ラジオでも大活躍中のかえチャン。FM NACK5「Nutty Radio Show THE 魂(ソウル)(毎週水曜20:00〜23:00)」では話題沸騰の古坂大魔王の相方を務める。ラジオ日本「Hello! I,Radio(毎週金曜9:00〜11:00)」も好評オンエアー中。木目パネルが似合う国産4ドアセダンをこよなく愛し、愛車は中古の先代トヨタプレミオをチョイス。購入後9ヶ月で走行距離が2万㎞を超えるほどのドライブ好きで、道の駅巡りにもハマっている。

【関連リンク】

スズキ・スイフト
http://www.suzuki.co.jp/car/swift/

スズキ・スイフトスポーツ
http://www.suzuki.co.jp/car/swiftsport/

かえ ひろみ
http://ameblo.jp/6363117/

【かえチャンの次のクルマ選び!!】

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Source: clicccar.comクリッカー

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