2018年6月24日、アメリカで第96回PIKES PEAK INTERNATIONAL HILL CLIMB(パイクスピーク インターナショナル ヒルクライム)=PPIHCが開催。そこに参戦した790デュークが好成績を収めた。
ミドルウェイトクラスでは優勝
PPIHCは、ロッキー山脈に連なるパイクスピーク(標高4301m)のワインディングを約20㎞にわたり駆け上がっていくタイムトライアル。公道とは言え156のコーナーをこなしつつ平均速度は120㎞/hに達する過酷なレースに790デュークが初参戦し、1000cc超モデルに分け入る総合3位を獲得したのだ。1位は1262ccにスケールアップしたドゥカティのムルティストラーダで2位はKTM1290スーバーデュークR、そして4位にムルティストラーダ、5位にBMWのS1000Rというトップ5だ。799ccツインの790デュークは海外仕様で104.7psと、158psのムルティストラーダ1260や177psのスーパーデュークRに比べると非力だが、俊敏さが功を奏したのだろう。
RESULT
1. Carlin Dunne, Heavyweight, 2018 Ducati MTS1260 pikespeak, 9:59.102
2. Rennie Scaysbrook, Heavyweight, 2017 KTM 1290 SUPER DUKE R, 9:59.794
3. Chris Fillmore, Middleweight, 2018 KTM 790duke, 10:04.038 (Class Winner)
4. Codie Vahsholtz, Heavyweight, 2018 Ducati MTS1260 pikespeak, 10:12.703
5. Thilo Gunther, Heavyweight, 2015 BMW S 1000 R, 10:16.637
ニュース提供:KTM/DUCATI
Source: WEBヤングマシン