春の気配を探しに、クロスカブ110で内房に出かけた静夏ちゃん。柔らかい海風に吹かれ、ぽかぽかの日差しの中でふんわり笑顔です。でもその胸中は、バイク・バイク・バイク。全日本も開幕し、バイク熱は高まる一方です。
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意外や意外!? オフロードで見せたクロスカブの実力
ふだんは全日本ロードJ-GP3クラスで250ccマシンでレースしてますが、8psのクロスカブも十分に楽しい! 特に驚いたのはオフロードを走った時の面白さ!! さすがにサスペンションのストロークも足りないし、タイヤもガッツリしたブロックタイヤじゃないから、モトクロスコースを攻めるっていうバイクじゃありません。 でも、シート高が低くて車重も軽いから、ちょっとした林道ぐらいの未舗装路ならガンガン入って行っちゃおうかな〜という気になります。 ハンドル幅がそれなりに広くて剛性感も高く、なおかつクラッチがなくてエンストの心配もなく……と、オフロード走行にかなりしっくり来るキャラクター。これなら初めて未舗装路に挑戦する女性ライダーにもオススメですよ〜!
パワーは十分、ポジションもラク!
いきなりオフロードの話をしちゃいましたが、クロスカブが本領発揮するのはやっぱり普通の下道です。内房の田舎道をトコトコと歩くようにライディングしていると、エンジン音にもなかなかのパワー感があって、「ああ、バイクってイイ乗り物だなぁ〜」とつくづく思います。
「さすがに110ccで房総半島グルリはキツいんじゃない?」と思いますか? 私は全然イケます! まず、クラッチがなくてもシフトチェンジできるから、操作好きの私はいくら乗っても飽きない! しかも(やっていいのか分かんないけど)4速でも発進できてしまう粘り強さは、ズボラな走りを許してくれます。 さすがに高速域でガンガン、というタイプじゃないけど、一般的な交通の流れをリードできるぐらいのパワーはあるから、不満ナシです。
今シーズンは絶対に優勝したい。そして「日本一速い女の子」を脱却して、「日本一速いライダー」になりたい! ……えーっと、オシャレなカフェでのガールズトークには不向きでしょうか? こんなだからだんだん誘われなくなっちゃうんですよね。 でもいいんです、バイクがあれば。クロスカブでのツーリング、夢が膨らむな〜。走って、おいしいスイーツ食べて、おいしい海鮮食べて、走って、食べて、食べて、走って、食べて、食べて、食べて……、あれ?
まとめ:高橋剛
撮影:真弓悟史
取材協力:ホンダモーターサイクルジャパン、アライヘルメット、ヒョウドウプロダクツ、アルパインスターズ
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Source: WEBヤングマシン