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■実装を見据えて2年間の実証実験を開始 ヤマハ発動機の広報グループが発信している「ニュースレター」。今回のお題は、奈良県の王寺ニュータウンにおける地域住民運営の「電動カート」です。約3600人が暮らすというこの町で、今春から地域住民の自主運営による電動カートの運行が開始されました。 スーパーマーケットが隣接する発着所を基点に、路地の住宅地等をゆっくり静かに巡回する「美しヶ丘電動カート」 実証実験の中心的な役割を担うのは、美しヶ丘自治会。同地区では2022年に半年間、電動カートの運行実証実験が行われ、高齢者を中心に、のべ約2300人もの利用があったそう。 同地区は、坂道が多いそうで、買物や銀行ATMまでの移動、また習い事に通うための移動手段としてとても便利と、大きな反響があったそうです。 こうした結果を受け、運営母体を自治体に切り替えた上で、改めて2023年3月1日から2年間の実証実験がスタートしました。なお、運賃は無料です。 運行責任者を務める中谷文夫さんは、「利用する住民の皆さんも運行に関わるボランティアも、誰もが楽しくないと続きません。便利というだけでなく、つながりや楽しさといった…
続きを読む>>ヤマハ発動機の公道用電動カートを使った地域住民運営の試み【ヤマハ発動機ニュースレター】