特別な大会でした。18年目を迎えるD1GPが、初めて北海道で公式戦を開催したのです。会場となったのは十勝スピードウェイです。
6月でありながら、本州でいえば冬のような寒さのなか行われた大会でしたが、多くの観客が訪れるなか、最高峰のドリフト競技にふさわしい熱い戦いが繰り広げられました。
それにしても、北海道はやっぱり独特ですね。気候もちがうし景色もちがう。走っているトラクターのモデルも、本州なんかとはぜんぜんちがいます。そしてちがうのは、パドックのフードコートに並ぶご当地グルメの屋台のメニューもでした。
モータースポーツって、コース上で行われている競技だけが楽しいわけじゃないんです。出展ブースではいろいろな催しが行われるし、グッズの購入もできます。そして、飲食もまた楽しみのひとつ。たいていのサーキットでは、出展エリアの近辺にフードコートが設けられ、屋台で買ったものを食べられるようになっています。
もちろん各地のサーキットでご当地グルメが楽しめるわけですが、北海道はやっぱりちがいますねー。地元の食材を取り入れた、ほかでは真似ができない食べものがいろいろ見られました。
十勝といえば、やっぱり豚丼!
ホルモンなんかも
知床地鶏は炭火焼きで
牡蠣は厚岸直送だそうです!
そして、謎の『秘境めし』
鹿肉とふきが入ったご飯だそうですが、残念ながら行ったときにはもう売り切れ。でも缶詰はまだありました。ブースにいたお兄さんが「私が工場に持ち込んで缶詰にしてもらってます!」と言っていました。
とまあ、ご当地グルメは北海道だけでなく、各地のラウンドでも大きな楽しみのひとつです。D1GP観戦のときには、ぜひ楽しんでください。
さて、初開催の北海道ラウンド。2018年第4戦ですが、北海道にゆかりのある選手が奮闘を見せてくれました。開幕戦につづいて行っちゃうか? とも思われた旭川在住の畑中選手は、10数年前に仕事の関係で帯広に住んでいたことがあるという末永(直)選手の猛チャージに敗れてしまいましたが、小学生のときまで室蘭にいたという上野選手は、ひさしぶりのベスト4に進出する活躍を見せました。
そして決勝は、横井選手vs末永(直)選手という、前戦と同じカードとなりました。
2本の走行では決着がつかず、再戦にもつれこみましたが、その結果、末永(直)選手にミスが出て、横井選手が2連勝となりました。
なお、単走も前戦につづいて川畑選手が優勝。こちらはなんと単走3連勝です。
横井選手はランキング首位に立ちましたが、同5位の畑中選手まで15pts差以内と、なかなかの接戦模様です。
(まめ蔵・写真提供:サンプロス)
【関連リンク】
ビデオオプションの情報は公式サイト(http://www.d1gp.co.jp)へ。また、D1グランプリの詳しい情報は、D1公式サイト(www.v-opt.co.jp)まで。また大会後しばらくは、YouTubeのD1GP MOVIE CHANNEL(https://www.youtube.com/user/d1gpwebsite)でアーカイブ動画をご覧になれます。
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Source: clicccar.comクリッカー