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■日産のSUVルーツは/戦後すぐの警察予備隊用車両の民生化から 警察予備隊用車両として開発されたモデルがルーツとなる初代パトロール 日産のクロカン4WD系の歴史は古く、そのスタートは戦後すぐの警察予備隊(自衛隊の前身)用車両の開発から始まります。この警察予備隊車両の開発には、三菱が「ジープ」で、トヨタが「ランドクルーザー(当時は「トヨタ・ジープ」の名を使っていた)で、日産が「パトロール(後の「サファリ」)」で入札に参加しています。 この入札で勝ったのは三菱で、トヨタと日産はそれぞれの車種を民生品として市場投入します。パトロールは海外向けとしては現在も存在し、現行モデルは6代目となります。日本など、道路舗装が進んだ国ではヘビーデューティーなSUVの需要が落ちていることもあり、パトロールは現在は国内には正式導入されていません。 一方、1980年代に起きたRVブームに乗ってさまざまなクロカン4WDが登場します。 なかでも1983年にトヨタがピックアップトラックのハイラックスにFRP製のハードトップを被せたモデルとして登場させた「ハイラックスサーフ」は人気が高く、日産は1986年に同じ手法でダ…
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