トヨタ社内のジャングルが未来の名車を生み出すか。トヨタグループが「人を元気にする空間」を研究中

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■ビルの一室に緑豊かな森を再現したトヨタのユニークなプロジェクト 愛知県豊田市に位置するトヨタ本社の建屋の中に、うっそうと緑が生い茂る一室があります。多彩な植物に囲まれたジャングルのような環境が、オフィスビルの中に作られているのには深い理由があるようで…。 トヨタ本社内に作られた「元気空間」 「ジャングルの部屋」を作ったのは、トヨタのグループ会社「豊田中央技術研究所」。自然が人をリラックスさせる理由を解明するべく、研究室内に土や植物を運びこみ、小さいながらも本物の森のような環境を再現したものです。 「元気空間」と名付けられたこのプロジェクトでは、3つの環境空間を作り上げられました。 疲労軽減を目的とする「ルーム1」、集中力アップが期待できる「ルーム2」、エネルギーの向上を図る「ルーム3」と、タイプ別の空間が用意されています。 ●葉っぱの形によって異なる「効能」 それぞれの空間で参加者が数分〜数時間を過ごし、その効果を検証するという実験が行われました。くわえて、10m×12mに高さ3mの空間を作り、数日〜数週間にわたって自然環境の中で過ごした場合の効果もテストしたそうです。 葉っぱの種類…
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