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■納車遅延が常態化した主因は「半導体不足」 トヨタ シエンタのエクステリア 近年、新車の購入を決めても納車が半年から1年後となる状況が常態化しています。 特に人気車種の場合に顕著で、トヨタ自動車が公開している「工場出荷時期目処一覧」によると、ヴォクシーは注文後6ヵ月以上、アクアも注文後5~6ヵ月、新型シエンタや新型クラウン、カローラクロスなどは“詳細は販売店にお問い合わせ下さい”と記されており、具体的な出荷目処は明示されていません。 各自動車メーカーでは納車遅延の原因として「半導体不足」をあげており、こうした傾向は日本市場に限らず、世界的に広がっているようです。 ●ところで半導体って何? 新型クラウンのエクステリア 自動車に限らず、電化製品、モバイル機器、ゲーム機など、今やあらゆる分野に欠かせない部品となっているのが「半導体」(semiconductor)でマイクロチップとも呼ばれます。 新型クラウンに採用されたトランスミッション ちなみに半導体は電子機器の頭脳として機能しており、自動車ではエンジンやブレーキ、トランスミッションのコントロールのほか、カーナビ、パワーウインドウ、エアコン…
続きを読む>>深刻化する新車の“納車遅延”を解決するには「この手」しかない!? どうなる「半導体」不足