日産自動車は25日、電気自動車(EV)「リーフ」の2018年度の国内販売台数を、
前年度の約2倍の4万台とする目標を 明らかにした。
10年に発売されたリーフは、国内販売台数が今年4月までの累計で10万台を突破。
世界販売は累計30万台 を超えている。同社は充電場所の増加などで利便性が向上していることを受け、国内での普及を加速させたい考えだ。 18年度の国内販売目標は、日産で国内事業を担当する星野朝子専務執行役員がインタビューで明らかにした。星野氏は 「リーフは欧州で爆発的に売れており、生産が追いついていない」とする一方、「日本の顧客分の4万台は死守したい」 と語り、国内の需要増に対応する考えを示した。 リーフはEVとして世界で最も販売台数が多く、昨年秋の全面改良により、フル充電での走行距離が400キロ(※JC08モード) に伸びるなど商品力が大きく向上した。 日産は22年度までに、国内でさらに3車種の新型EVを投入する計画。ガソリンエンジンを発電用のみに使い、電気モーター だけで走るタイプのハイブリッド車も加え、22年度の国内販売台数(現在102万台)の4割を「電動車」とする計画だ。 時事通信
Source: 新車速報 Car Drive