【キャンピングカーならではの本当にあった怖い話】で、キャンピングカーでも経年劣化による「家鳴り」がすると述べましたが、ここで我が家=1997年製キャンピングカー・Rocky21における経年劣化の数々をご覧ください。
一番は、何と言ってもコーキングでしょう。およそ2〜3年おきにコーキングをし直すと雨漏り防止にもなります。
筆者はキャンピングカーに乗り始めて、初めてコーキング・シーリング剤というモノを知りました。そして国産から外国産まで多種多様な商品があり、それぞれの特徴を活かした「適材適所」があることも知りました。ややこしいので、そこはプロにお任せします。
ドア・ハッチ(ドアキャッチャー、ドアキーパー、ドアキャッチャー類)。エントランスドアやバゲージドアを固定しておくためのものです。プラスチック製、さらに屋外で紫外線にさらされている事もあって4〜5年で割れたり、バネが緩くなったりします。1個およそ500円前後です。
ルーフベントカバー(車外にある換気扇のカバー)は、経年劣化だけでなく走行中に道路にはみ出してきている枝などに当たり破損するパターンもあります。
リアについているラダーの付け根が、ポッキリ折れちゃいました(ラダー自体はアルミ)。実は10年くらい前からサビつきはじめたので、水道管補修用のパテで補強したのですが、2〜3年前に折れてる事に気付きました。直そうか相談したところ、人が乗った重みで壁に押し付けられるので大丈夫じゃないか? ということで修理は後回しになっています。
どこかしら修繕が必要な箇所が多々あるのですが、経済的な理由で優先順位が1位にならないと着手に至りません。
優先順位は、突然入れ替わったりします。この変換アダプタがそうです。Rocky21はアメ車のため外部電源アダプタが「3ピン」です。それを2ピンに変換するためのもので、外部電源を使用する際の必需品なのです。これが、夏、クーラーを使用中に故障! 見てみると亀裂が入っており、どうやら熱くなりすぎたのが原因のようです。
なにせ真夏の熊本ですから、クーラーがなくてはどうにもなりません。すぐさま仲間に助けを求め、在庫を送っていただきました。これは取り扱い店が少ないため手に入りづらく、価格も5,000〜6,000円はします。それを迅速に無償で譲っていただき、本当に有り難かったです。
おまけ。洗車を怠ると苔が生えると言いますが…一般的には「藻」みたいなものですよね。我が家には立派なフサフサの苔が生えていて、キャンピングカー仲間から驚愕されました。何となく、そのまま育ててます(笑)
(松本しう周己)
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Source: clicccar.comクリッカー