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■現代のクルマはスペアタイヤを積んでいないケースが多い テンパータイヤに代わって主流となったパンク修理キット 昔のクルマは装着タイヤと同じサイズのスペアタイヤを搭載していたものです。その後、スペアタイヤは場所をとるため、スペースセーバータイヤ(テンパータイヤ)と呼ばれるサイズの小さめなものになり、現在はそれさえ積まず、パンク修理剤とエアコンプレッサーで代用しているケースが増えてきています。 これがテンパータイヤ。テンパーとはテンポラリー(=一時的な)という意味 スペアタイヤをレス化することでトランクやラゲッジルームのスペースを拡大でき、ユーティリティ性をアップすることができるほか、搭載物を減らすことで燃費向上にも役立ちます。また、以前と比べるとパンクの発生率は減ってきています。そうしたなかで使うかどうかわからないスペアタイヤを積んだまま走行することは燃料を余分に使うだけでなく、資源を無駄遣いして環境上もよくないとされています。 そうした理由から「パンク修理剤」が搭載されるようになったわけですが、この「パンク修理剤」というネーミングが勘違いを生みます。「パンク修理剤」はタイヤの中に液体を…
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