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スバル、検査不正は「組織的」900台の書き換え確認。リコールはしない方針

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SUBARU(スバル)は27日、新車出荷前に行う燃費と排ガスの検査でデータを改ざんした問題で、国土交通省に調査報告書を提出した。

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群馬県の工場で検査員を統括する班長の指示で書き換えが行われ、
報告書で「組織的な行為」と認定した。
確認できただけで903台のデータ改ざんがあった。
ただ、「本来の測定値を前提にしても基準を満たしている」と品質への影響は否定した。  
吉永泰之社長は国交省を訪れ、奥田哲也自動車局長に報告書を手渡した。奥田局長は「国民に自動車メーカーへの不信感を与えるもので、あってはならない」と法令順守の徹底を求めた。  東京都内の本社で記者会見した吉永社長は「多大な迷惑、心配をかけたことを心よりおわびする」と陳謝した。 時事通信

会見に出席されたマガジンXさんのツィートより
https://twitter.com/CyberMagazineX

質疑応答。
Q 具体的な車種、リコールの可能性、役員の処分は?
A 全ての車種です。9車種です。品質管理上適合していると確認しているのでリコールは考えていない。処分については厳正に考えていきたい。

Q 吉永さんは本当に改革できるのか?
A 企業風土を変えるのは非常に難しい。私は会社を変えていくのに特化して取り組む。期限も1年と切りながら不退転の決意で取り組む。

Q「結果オーライ」と考えているのではないか?
A 全く結果オーライではない。そういう気持ちで改革を進めていく。

Q データ修正がそもそもコンプライアンス違反なのに、なぜ書き換えが可能なのか?
A 性善説に立っていた。今は書き換えができないシステムになっている。
A 企業体質改善についても改めて考えていきたい。中期経営計画を7月に出すつもり。

Q 会社ぐるみではないのか?企業風土の問題なのであれば、他の部署はどうなのか?
A 排ガスの検査の人数は本工場10名、矢島工場12名。現在は係長2名体制なので24名。いわゆる組織ぐるみというのは管理職、役員も含めて。現場単位での組織的行為と言われれば、そうですねということですね。

Q 業績に影響を与えていると感じているのか?
A お客様の信頼がすべて。短期の業績への影響という点ではすでに250億円を計上している。今後の販売への影響を、私としては心配している。信頼回復に皆で取り組みたい。


Source: 新車速報 Car Drive

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