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【再掲載】発生率は違えど、どの年齢でも起きうるヒューマンエラー

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※2018年1月末にクローズしたcarview!個人というサービスがあります。そこに過去寄稿した記事を再掲載いたします。原文ママなので掲載時とは多少異なる箇所もありますので、ご留意いただきますようお願い申し上げます。
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アクセルペダルとブレーキペダル(ABペダル)の踏み間違えに起因する事故の報道が目立っています。

報道が目立つからといって、そうした事故が増えているとは言えないのですが、気になるのは、ABペダルの踏み間違えは高齢者に特有といった雰囲気が感じられること。

たしかにABペダルの踏み間違えは、各種の統計を見ても70歳を超えると平均より増え始め、85歳を過ぎるとかなり多くなります。しかし、同等に多いのが若者で、いわゆる初心者のときに起きやすいミスともいえるのです。そして、どの年齢層でもゼロということはなく、発生率は低いとはいえ、一定数は起きています。大きな事故にはつながらなかったけれど、初心者の頃にペダルの踏み間違えをしたという記憶を持っているドライバーは意外に多いのでは?

若者(初心者)と高齢者でペダルの踏み間違え事故が起きやすいというのは、おそらく運転という体を使う行為に対する余裕がないことが理由のひとつでしょう。その中で、パニック状態になった時にリカバーできず大きな事故につながってしまうと考えられます。

ところで、レースやラリーといった競技を「モータースポーツ」と呼びます。日常の運転においてもスポーツにつながる部分があるとすれば、ドライバーの肉体的・精神的コンディションが操作に影響するという見方もできましょう。となれば、自分が発生率の低い年齢層に属していても、寝不足など肉体的コンディションが悪い状況では、ミスを犯す確率が高まるといえるのではないでしょうか。常にベストコンディションを維持することは現実的ではないにしても、たとえば体の調子がイマイチだと思ったら、緊張感を持つことでカバーするといった風に心と体のバランスを意識が必要なのかもしれません。

ABペダルの踏み間違えに限らず、交通事故というのは、年齢性別に関わらず起きうるもの。報道バイアスに引っ張られて、「高齢者に限った問題であって、自分には関係がない」と思わず、事故報道を制度やハードウェアの問題として捉えるだけでなく、他山の石として、自分自身の気持ちを引き締めることが大切だと思うのです。

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精進します。
  
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Source: クルマのミライ

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